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 この車両は中国バスが保有しているヒュンダイユニバースです。
 この車両は広島~福岡間の「広福ライナー」にて使用されていました。この車両は元々横浜線「メイプルハーバー」の4列化のために導入された車両です。2台投入されたうちの片方で広島営業所所属の車両のためナンバーは広島ナンバーとなっています。そのため「広福ライナー」では昼行便のみを担当していると思われます。
 広交観光と並んで最近は積極的にヒュンダイユニバースを導入している中国バスはすでに6台ほど導入しているようです。社番は新たにGを割り振っているようです。


 ポスト新長期規制に適合したLDG-規制となっています。外観での大きな違いはトランクが3スパンになっていることです。また、ドアスイッチが蓋付きになっているのも違いでしょうか。このモデルは後に若干デザインが変更された後2012年モデルでフェイスリフトが行われるまでの合間の僅かな時期の車両です。
 高速仕様の車両のため方向幕が設置されていますが、韓国では行灯を設置する文化がないためか行灯レスが標準でこの車両はガーニッシュの下側にLED式のものを設置しています。ただ、下の画像の時は故障していたようで紙を貼っていましたが現在は復旧しています。側面は富士急のような例外もありますが基本的に窓の内側に設置するのが標準のようです。構造が違うのか後の車両とは位置が異なっています。
 窓は1番と6番窓が固定ですが、5番窓もフィルムが貼られているのでおそらくトイレで開閉不可能になっていると思われます。

 塗装は中国バスの標準塗装ですが赤い帯がなくなり字の色が白くなったタイプです。また、上半分の青い帯もなくなり中央の緑の帯の位置が高くなったため全体的に白っぽく見えるようになりました。


 車内は4列シートとなっています。ただ、一応夜行用ということもあり座席はスライドシートを採用しているようです。この座席は左右にスライドさせて座席間を開けることができるようです。座席表皮は本革ではなくモケットのものを採用しているようで色は紺に近い青のようです。補助席は装備されておらず9列の定員36名仕様のようです。
 トイレは後部に設置されておりパウダールーム付きの左右幅いっぱいに設置されたタイプです。また、縦にも2列分ぐらいスペースを割いているようです。なお、国産車と異なりトイレとパウダールームは別々になっており、パウダールーム側には座席が設置されているようです。荷物棚は通常使用もありますがこの車両はハットラックタイプで蓋が付いています。
 乗務員仮眠室はトイレの構造上設置されておらず1番のCD席が仮眠室変わりになっておりカーテンでしきれるようになっているようです。夜行用の車両で乗務員仮眠室があるところには広告置きと液晶テレビがあるようです。



≪車輌Data≫
登録番号・・・・・・・・・・広島200か14-79
社内番号・・・・・・・・・・G1106
車輌車種・・・・・・・・・・ヒュンダイ
車輌型式・・・・・・・・・・LDG-RD00
車両年式・・・・・・・・・・2011年式

車輌仕様・・・・・・・・・・4列シート/後部トイレ
補足事項・・・・・・・・・・
    
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