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 この車両は中国バスが保有しているヒュンダイ・ユニバースです。
 広島・福山~町田・横浜間の「ドリームスリーパー」に使われている車両です。この路線は従来の「メイプルハーバー」の別便で上級車両を使った便になります。


 車両はポスト新長期規制適合のLDG-規制の車両になります。メイプルハーバーⅡの車両よりも2年ほど新しい車両ですが基本的にその間に改良はなかったようで変わりはありません。この年にマイナーチェンジを受けたばかりの車両でマスクスワップによってだいぶん顔つきが変わりました。
 メイプルハーバーⅡは従来の塗装をアレンジしたものでしたがこちらは完全に新しい塗装となっています。メイプルハーバーⅡ同様車体各所に星を散りばめたもので白ベースの塗装となっています。

 塗装以外の部分は従来車とかわりなく窓は固定窓にはせずに2~5番窓がT字窓になっており1番窓と6番窓のみが固定窓となっています。車内は個室状態なので開けることは殆ど無いでしょう。
 トランクはADG-規制の車両では2スパンのみでしたが3スパンに増やされています。ただし、一番前のものは非貫通式のようです。
 

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 車体描かれている星の一部は光るようになっています。てっきり蓄光塗料を使っているものと思いましたがよく見るとコードが光っている部分からでているのでELで光らせているようです。



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 車内は中央に通路がありその両側に座席が1列ずつ並んでいます。この配置は海部観光の「マイフローラ」と同じです。定員は14名で縦7列になっているようです。「マイフローラ」は縦6列なので1列分多くなっていますが一般的な後部トイレの夜行車が9列なのを考えるとかなりのシートピッチといっていいでしょう。
 座席は「ゼログラビティシート」と呼ばれている浮遊感を感じさせる座席を採用しているようです。この座席のリクライニングなどの調節はすべて電動になっています。ただし、スペースの都合かこの座席は前4席のみで後ろの席は「エグゼクティブシート」と呼ばれる座席になっているようです。

 トイレは後部に有りますが国産車とは反対側の非公式側に設置されています。また、反対側はパウダールームになっているようです。先に紹介したメイプルハーバーⅡとことなりここの仕切りは通路の壁とデザインをあせた扉となっています。その後ろには乗務員仮眠室があるため5番窓の真ん中辺りまでトイレが来ています。
 照明は中央の通路部分にLED式のものがありますがこれはメーカー標準のもののようです。半個室のためか通路の天井には数カ所監視カメラが設置されています。JRバスのプレミアムシートと異なり座席にはテレビは設置されていません。その代わり座席からは見えないはずですが最前部にかなり大きい液晶テレビが設置されています。



≪車輌Data≫
登録番号・・・・・・・・・・広島200か15-84
社内番号・・・・・・・・・・G1202
車輌車種・・・・・・・・・・ヒュンダイ
車輌型式・・・・・・・・・・LDG-RD00
車両年式・・・・・・・・・・2012年式

車輌仕様・・・・・・・・・・2列独立シート/後部トイレ
補足事項・・・・・・・・・・
    
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