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 この車両は亀の井バスが保有する大分では数少ないリフトつきの路線バスです。中型でリフトを装備した車両は日本初だそうです。こういった特殊な車両を簡単に作ってしまうあたり西工は柔軟ですね。運用はこの車種のみ固定されており病院を回る16A番(写真)、26A番系統に固定されており、かつダイヤにも投入便が明記されています。
 最近この路線には「ぐるっと循環」の愛称がつきました。一般車にはラッピングが施されましたがこの車両はステッカーの追加にとどまっています。

 ベースは当時西鉄も投入していたJMです。当時は西工ボディがブレーム付きのJM、富士重工がフレームレスのRMと別れて製造していました。西鉄ではすでにB型ボディに移行していましたが亀の井はオリジナルボディで導入しています。
 亀の井でも特殊な車両ということで仕様も当時平行導入されていたレインボーRJと比べて変わった仕様になっています。窓はサッシ式のT字窓でブロンズサッシです。扉は中扉にリフトを装備している関係でグライドスライドドアを装備しています。


 車内も車椅子を搭載するために亀の井バスの車両ではこの型式のみ三方シート式の跳ね上げ椅子を装備しています。当初は銀色の当時標準だったモケットでしたが現在は西鉄の最新の更新車のものと同じ紫色のモケットに更新されています。
 
 
 

≪車輌Data≫
登録番号・・・・・・・・・・大分22か19-98
社内番号・・・・・・・・・・
車輌車種・・・・・・・・・・日産ディーゼル/西工SR
車輌型式・・・・・・・・・・U-JM210GTN改
車両年式・・・・・・・・・・1995年式

車輌仕様・・・・・・・・・・ワンステップ
補足事項・・・・・・・・・・
    
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