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 この車両は千葉中央バスの保有しているエルガシャーシの7Eです。
 いすゞを主力車種としている千葉中央バスは富士重工がバスボディから撤退するまで無事重厚ボディの車両を大量採用していました。そのため末期はエルガシャーシの7Eという全国的にはあまり数は出ていないと思われる組み合わせもそれなりの数を保有しているようです。
 エルガシャーシの車両には板ばねの車両とエアサスの車両の2種類がいるようです。この車両は2003年式のようなので板ばねがカタログ落ちしたあとのモデルなのでエアサスモデルのようです。また、富士重工ボディの車両としても末期の車両になるようです。
 KL-規制の車両のためボディは改良を受けた新7Eと呼ばれるボディになっています。方向幕周りが1枚ものになっているなど近代的なものになっています。窓は逆T字ながら銀サッシになっているのがKL-規制の車両では珍しいでしょうか。窓割が特徴的で戸袋の前側になぜか固定窓があります。
 クーラーは純正でもよく見かけるサーモキング製の屋上コンデンサータイプのものを搭載しています。UAと比べると富士重工製クーラーを積んでいることはほとんどないようですね。

 車内はワンステップで恐らく純正とほぼ同じような床形状になっていると思われます。三方シートはまったく設置されていないすべて前向き座席の座席配置でワンステップエリアは車椅子スペースを含めて1人掛け座席が並んでいるようです。座席自体は結構ローバックのようです。
 


≪車輌Data≫
登録番号・・・・・・・・・・千葉200か・874
社内番号・・・・・・・・・・1292
車輌車種・・・・・・・・・・いすゞ自動車/富士重工新7E
車輌型式・・・・・・・・・・KL-LV280L1
車両年式・・・・・・・・・・2003年式

車輌仕様・・・・・・・・・・ワンステップ
補足事項・・・・・・・・・・
    
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