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 この車両は中国バスが保有しているエアロクイーンⅡです。
 広島~福岡間の「広福ライナー」に使用されていました。装備からして基本的に昼行便専用のようです。社番からして去年の内に移籍してきた車両のようです。元の会社はやはり親会社の両備バスでしょうか。
 親会社の両備バスは貸切用に多数のスーパーハイデッカーを保有していますが、この車両もそのうちの一台でした。排ガス規制の影響か減車でもしたのか最近は中国バスへの移籍が多々見られます。

 エアロクイーンとしては2番目にグレードの高いエアロクイーンⅡになります。見た目はエアロクイーンⅢににていますが、客席はエアロクイーンⅠとおなじで運転席が低運転台になっています。「広福ライナー」ではかつてスーパークルーザーUFCが使われていましたが、それに次ぐ豪華な車両ではないでしょうか。
 足回りはトピーのエクスモードのゴールドタイプを履いています。クーラーは標準の三菱重工製です。
 塗装は中国バスの高速標準色ですが、地の色がクリーム色から白色になった最近のタイプです。路線バスではさらに模様が簡略化されているみたいですが、さすがに高速バスは簡略化はしていないみたいですね。方向幕は装備しておらずサボ表示にとどめています。

 車内は4列です。グレード的には両備バスのクイーン47に相当するグレードになっていると思われます。トイレのない側が11列、トイレのある側が10列の配置で補助席を装備しています。トイレは後部に設置されていますが、これも両備バス時代から装備していたものと思われます。
 基本的に貸切として使われていた車両のためサービスコーナーは装備していません。テレビは「広福ライナー」では魅し様なものの装備しており、屋根の上のこぶから衛星放送に対応したものを搭載しているようです。


≪車輌Data≫
登録番号・・・・・・・・・・福山200か・440
社内番号・・・・・・・・・・F1039
車輌車種・・・・・・・・・・三菱ふそう/MBM
車輌型式・・・・・・・・・・KC-MP822P
車両年式・・・・・・・・・・199*年式

車輌仕様・・・・・・・・・・4列シート/後部トイレ
補足事項・・・・・・・・・・
    
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