どもども(。・ω・)ノ゙
昨日は塗装の案件で、実際に家を見に行ってきました。
これを現場調査→現調と言います(・・。)ゞ
素人は図面と写真があれば見積もれるとか、坪~円とか言いますが、
基本的にそんなこと言ってるのは全部ド素人なのでお気を付けください
うん・・・予想外でした・・・
地図では公園と書いてあったのに、実際は山でした・・・
現調前にして、もうへとへと・・・
結局この山を一個超えてやっとたどり着いたわけですが・・・・
なんと・・・・
「来てもらって悪いんだけど、若いから経験無さそうだしいいや、息子が頼んだことだしね」
っておやじさんから門前払いされそうに・・・
山一個超えてさ、わざわざ来たんだから話ぐらいまともに聞く態度がなぜ持てないの??
ってめーーーーっちゃイラっとして・・・言いました。
「そういう方が多いから世の中の塗装って、昔ながらの古いやり方で進化しないんですよ。でも物価は高くなるから値段は高くなっている。まぁでもそれでいいんならいいんですけどね、結局ボンクラばっかりだから、分業して防水は防水屋、塗装は塗装屋、板金は板金屋ってなっているわけで、そして施工管理して全ての仕様書を作成する人間が責任をもって一番最初に現場を見る、そうせざるおえないぐらいにボンクラばっかりなんでね。」
って言っちゃいました
「でも現場で作業する職人さんが見て臨機応変に対応するのが一番いいでしょ、正確だし、経験値がすごいからね」
って反撃にあう・・・ちょっとおもしろくなって・・・
「では塗装するときに塗料が少なくて、臨機応変に水で薄めて伸ばせばいいんですか?60歳ぐらいの職人さんとかに希釈率を注意したときに、水性塗料なんだから水で薄めればいいんだって言われたこともありますよ。でも、しょうがないんですよ、昔は溶剤の塗料を塗る時代だったので、水性の取り扱いの経験が少ないんです。」
って言ってみる・・・
「え?そうなの?」
困惑・・・・
「でもまぁ僕は無理強いはしないんでね、あくまでこの仕事を大々的にやるつもりも広めるつもりもないし、たまたまご子息と縁あって依頼されただけなので引き受けたそれだけですよ」
もう疲れたからいいやってなり言っちゃった
そしたら先方は・・・
「いやー・・・じゃあせっかくなんでもう少し色んなお話しを聞いていいかな?あっちにも自分で建てたロッジがあったりするもんでそっちの相談もお願いしたい・・・」
結局こうなるんだから最初のくだりいらんやんか( ̄□ ̄;)
物件自体は塗装面積が少ないので壁だけですが何とか安くできそうだなーって
見ていったらなんと・・・
なんじゃこりゃーーー(((o(*゚▽゚*)o)))
傾斜・・・あーなるほど・・・正面は1F建てに見えて、傾斜の中におうち・・・
合計3F建てね・・・笑
まぁでも壁のみの塗装だからな・・・
って思ったら手作りのめっちゃでっかい木製バルコニーはあるし・・・
FRP防水も割れてるし・・・
おまけにこんな傾斜で足場ダイジョブかな~・・・・
そんなこんなで概算ですがたぶん80~100万円ぐらいかなと・・・
塗料はもちろんメーカーのを使用してシリコン、耐久年数8~12年のものを使用しようかなと
まぁ・・・
今回学びましたが、まだまだ塗装の知識は全然認知されていないことですね。
職人側にも一般側にも・・・・
塗料が新しくなるんだから、技術も新しくなるでしょ?
新製品が出て、内容成分が違うんだから違うやり方になるわけだし・・・
昔のテレビは叩けばちゃんと映るようになったなんて話がありますが、
今地デジで液晶テレビって叩いちゃだめですよね??
常に謙虚に、新しいものを受け入れる姿勢を持つことがこの業界の人には必要なのかもしれませんね・・・では