蝉の鳴き声を活字化するのは難しいことに気づいた私の夏体験。 | 震

蝉の鳴き声を活字化するのは難しいことに気づいた私の夏体験。

けっこう久しぶりの日記更新ですが皆様いかがお過ごしですか?

暑いですか?

そうですか、

わが家は非常に涼しい日が続いておりますが、今年はあれだ、夏が来なかった。通常春→梅雨→夏→秋と移行する日本の季節ですが、今年は何らかの事情かはたまたウチの周りだけニッポンの波に乗りきれなかったのか、春→梅雨→秋となりました、どうするよ。





震





この間までさんざん雨が続いて、やっとあがったのでこれからカラリとアツい夏がやってくると思えば、ひんやりと涼しい毎日。。。。いや、いいんですが。クーラーもつけず(というか無いし)、扇風機さえたまにしかつけないという夏は私おそらくこの歳になるまで経験ございません。

壁画描いてた7月が一番暑かったという話ですよ。












まさか涼しいことに文句を言う日が来るとは思いませんでしたが、とにかく今月は夏っぽいこともしてないのでおそらくその愚痴に近いものです。

ほいで、そろそろ9月も近づいてきたあたりで週末にはBBQとかやったりします、多分夏気分を味わえるはずだ。






ウッドデッキ作業が終わってからというもの、ほとんど外に出ないでお絵描き しています。多方面からのプレッシャー(^▽^)を感じながら、なんとかかんとかもう一息です。こちらは完成したらお披露目会がありますので、また後日報告致します。



余談ですが、この間福岡の幼馴染、革職人の小川弘記 氏が来日光し、一泊の短い時間でしたが久々に楽しい時間を過ごしました。独特なセンスで革を扱う彼は、今年の10月には独立するということで頑張ってほしいです。連れていった日光の名店『caffa』で、早くもオーダーを取り付けてきたあたりさすがのものです。

俺もそのうち何か作ってもらおうと考え中。しばらくは大変だろうけど、頑張ってね。



余談2ですが、9日に最終日を迎えた神谷五男さんの「建築と大谷創造都市計画」展 にクロージングパーティーのコックで行ってきました。

悠日では最大規模の展示でした、将来的に計画が実行される事を熱望しますが、おそらく完成する頃には私も生きてはいない(ガウディばりの長期構想らしいです。)でしょうけれど、、ドデカイ目標は素晴らしくワクワクさせられます。神谷さん、スタッフのみなさんお疲れ様でした。そして料理を手伝ってもらったナオさん、悠日スタッフの皆さんどうもありがとうございました!




余談3ですが、先日山形にてアシスタントしてきた来年公開予定の某映画の試写会に、肌絵師田中光司 氏と行って参りました。自分が手伝った作品を観るのは実は初めてなのですが、スクリーンいっぱいに映った刺青には大変感動いたしました。そして、驚いたことにエンディングのスタッフロールにちゃんと『肌絵師助手』として名前が載っていましたよ!ほかの作品がどうだったのかはわかりませんが、びっくりたまげました。









余談4・・・・は、いや、とくにないんですがなにげにけっこうウロチョロしてましたな、ただ夏っぽくないとのことですが。



















最近何が不便かというと携帯の壊れたカメラ機能のことで。

携帯カメラの画像はサイズ的にそのままブログに貼れるし、出張先でもそのまま画像が添付できるので重宝していたのですが、これが使えなくなるとデジカメで撮ったものをいちいちサイズ加工しなければならず、、、

いや大元のデジカメの設定をいじれば良いのでしょうが買ったばかりでイマイチ理解できておらず、、

そもそもそんなに画像は必要かと言われればやはりそこは画像も載せたい年頃だったわけでですね。




何を言いたいかといえば、携帯のカメラって便利だなと思ったんですよ。

修理にだすか。







まぁ、そんな夏らしくない我が家の唯一の夏らしさといえば外で狂ったように鳴いている蝉達の存在です。

とにかくうるさい。昼間はギョンギョン鳴いているのが夕方近くなるとヒグラシがホゥホホホホホホホ~と大合唱を始めます、これはこれで素敵なのですがそれよりもヒグラシの鳴き声ってこの擬音で合ってる?




蝉が云々ってことで冒頭の脱皮した蝉の写真ですが、とにかく抜けがらの数が多い、外の壁とかわしゃわしゃくっついていて正直ちょっと気持ち悪い。あまりにも多いのでもしかしたら蝉通(月刊蝉通信)とかに『今年のオススメ脱皮スポット』とかいってウチが紹介されていたりするかもと考えたが、雑誌を読む蝉の幼虫を想像するとやはり正直ちょっと気持ち悪いですね。



震



そんな事を考えながら、朝方ぼんやりと脱皮したての蝉(↑)を眺めていたらふと気づいたことがある。









震
(※蝉は飛び立ちました。)






脱皮ポイント高過ぎじゃね!?








なんで?

なにか飛び立つのに都合がいいのか。しかし草むら(地面から数㎝)にも無数に抜けがらがあるので、別に高所が必須条件でもなさそうだ。

それならば何故か?

私は2つの仮説をたてた。


一つはやはり蝉通だろう。おそらく特集欄の注意事項に『家主は身長164cm、高さ2m以下だと脱皮を邪魔されたり至近距離で凝視されたりする恐れあり。』などと書かれていたのを、まだ地上に出て間もなく初々しい蝉達はその言葉通り従ったというわけだ。実際にこの抜けがらたちは俺がジャンプしてもちょうど届かないくらいの位置に並んでいる、、なるほど、こちらの行動も予測しているということか恐るべし月刊蝉通信。


二つ目は多分、これはやはり蝉の意地なのであろうと考えた。誰よりも無駄に高く登って一皮ムケることが蝉界では非常に誇らしいことなのである。小さな体でヨチヨチと壁を登り続ける姿を思うと私は涙を流さずにはいられない、というか見たことないけど実際にヨチヨチ登ってるんだろうからその決定的瞬間を見ようと最近少し早起きになりました。











蝉の気持ちを考えることで少し夏な気分に浸れました。













後日詳しく書きますが9月は二回イベント事が続きます。


震 震






それではまた。




ホゥホホホホホホホ~