こんにちわ、楽屋のM3です。久しぶりの投稿になります。今回は夏のタコ釣りに向けて、タコエギの自作過程です。これまで既成のものを買ってましたが、ルアー製作の延長として作りました。

途中、数々の失敗がありました。

納得できるものはできませんでしたが記録として残しておきます。

手順は大体以下の通りです。

1.木材から形に切出し

2.フックの作成

3.ワイヤー、フックの溝掘りと内蔵

4.粗削り、並削り、仕上削り

5.サルカン、オモリ取付

6.ドブ漬け、塗装

7.最終コーティングと失敗

8.フック成形と研磨


なかなか工程が長いですが、順を追って話してゆきます。


1.木材からの切出し

予め下の写真のように型を作って、ホームセンターで手に入れた20×10の木材に切り出し線を引いておきます。タコエギ一個に左右2つの切出し木材が必要です。



糸ノコ盤で線に沿って切ります。




2.フックの作成

タコエギのフックをステンレス棒から作ります。材料は100円ショップのかき混ぜ棒を使いました。直径1.2ミリ。3本フックとしましたが、好みにより4本フックも作成可能です。



3.ワイヤー、フックの溝掘りと内蔵

溝堀はルーターで掘りました。オモリを取り付ける部分もあらかじめ掘っておきます。タコエギはかなりの重さがかかりますので、フックとアイからのワイヤーは連結する仕様としました。ワイヤーとフックを挟み込んでエポキシボンドと瞬間接着剤で接着します。




4.粗削り、並削り、仕上削り

糸ノコ盤で不要な部分はカットします。その語、ルーターで粗削り。ヤスリで並削り、サンドペーパーで仕上磨きをします。下の写真では右が削り前、左が仕上磨き後です。



5.サルカン、オモリ取付

ブレード用のサルカンを細いステンレスワイヤーに付けてフックの根元に取付け、糸で固定します。

下の写真は、サルカンを通したステンレスワイヤー、固定の様子、真鍮板から切り出したブレードです。





6.ドブ漬け、塗装

塗装の前にセルロースセメントでドブ漬けをします。回数は6回しました。その後、下色にホームセンターのアクリルスプレー白を5回吹き付け。乾燥後、ラッカースプレーで好みの色、ストライプを入れで乾燥させます。



7.最終コーティングと失敗

2、3日乾燥させた後、最終のコーティングの為に再度ドブ漬けします。

ここで、トラブル発生。ドブ漬けにより大きな色流れが起きました。全てがパーです。タコは色盲だと聞きますが、ここでの失敗は、流石にショックでへこたれました。このロットはこのまま進めます。



8.フック成形と研磨

ルーターのダイヤモンドカッターでステンレスフックの先を尖らせ、その後、規定の寸法でフックを曲げます。

最後にブレードを取付けて完成です。






最後に


これまで、幾つかのルアー作りである程度の色流れは予想してたのですが今回のような大流れは想定外でした。

思うに、下色の白にアクリルスプレーを使ったから、セルロースセメントの溶媒にラッカーシンナーを使ったからだと思われます。

次のロットはその辺りの変更と、タコエギ本体へのラトル内蔵を進めています。


もちろん、タコが釣れないと話になりませんが。笑笑😀

楽屋実行委員会 M3


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