駅からハイキング 代々木駅 | 楽典詩人

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本年最初の駅からハイキングに行ってきました。

 

代々木駅の西口で受付をしてコース地図を貰い、少し南に進んでから山手線の下をくぐり、すぐに明治通りを渡って、東のほうに歩く。

最初のポイントが将棋会館になっていた。

 

将棋会館は、鳩森神社をぐるっと回ったところにあり、まず神社の中を探検する。

 

境内に入ると赤い鳥居を連ねた甲賀稲荷神社があった。これは江戸時代に甲賀屋敷内にあったものを土地収用のために移したとのこと。

 

その横に、富士山参りのためのミニチュア富士塚がある。

 

私はまだ富士登山をしたことがないので、ここで簡単に済ませることにした。

頂上まで登るのに2分も要しない。

奥宮に参拝して下山した。

山岳事故防止のためか、登りのルートと下りのルートが区別されていた。

 

境内には何本か梅の木があったが、もう咲き始めていた。

紅梅と白梅の写真を撮ったが、満開ではないので咲いているかどうかさえ分からない、失敗だった。

この写真の背景になっているレンガ色の外装タイルの建物が将棋会館。

 

将棋会館に行くと、掲示板には藤井君が写ったポスターが貼ってあった。

やはり人気者だ。

 

将棋会館前を西の方に進むとまた明治通りにでて、そこから南下する。

次に目指すのポイントは、東郷神社だ。

 

駅からハイキングのコース地図が便利なのは、コース途中にあるトイレを多数表示してくれている点です。

東郷神社の手間にトイレがあることになっていたが、通り越してしまった。

引き返すと確かにトイレがあった。

ちょっと公衆トイレらしからぬ外観で、うっかり通り越してしまったのだった。

 

 

その先のビルの谷間に東郷神社がある。

むかし来たときは神社もその周辺もなんだか雑駁な印象だったが、今回はやけにすっきりとしている。周囲のビルの高層化や街区の景観整理のためだろうか。

 

社殿の前を巫女や楽人の装束の一団が通った

あとで分かったが、この神社で挙式した新郎新婦や参列者たちがこの楽人たちの奏でる雅楽に導かれて、境内を行列していた。

 

祭神の東郷平八郎は明治の軍人としては長生きで、昭和9年に86歳で没したようだ。

そのためか神社の創建は遅く、掲示板によれば昭和15年のようだ。

連合艦隊長官としてバルチック艦隊を撃破した彼が祭られてわずか5年後の昭和20年に、戦艦大和をはじめとする日本の連合艦隊は沖縄南方の海に沈められてしまった。

 

東郷神社の前の明治通りをさらに進むと原宿の交差点(ラフォーレ原宿のあるところ)に出た。

次に目指す第3のポイントは、この交差点を少し南東に行ったところにある「おすし屋さんのポークたまごおにぎり」だった。駅からハイキングのコースポイントとしては珍しい気がするが、今回のコースの企画は学生たちとのことなので、きっと彼らの好みなんだろう。

 

なんだかよく分からなかったが、太巻き寿司のように酢飯の中にランチョンポークと卵焼きを入れて海苔で巻いたおにぎりを売っていた。

物は試しと一つ買ってみた。


特にどうということはないものだった。

 

次に国立代々木競技場から代々木公園へ。

まず、代々木第一体育館第二体育館。

 

代々木体育館と代々木公園は「代々木公園通り」の道路によって区切られている。

代々木体育館から代々木公園へはこの通りに設けられた横断歩道を使って横断をしたこはあったが、今回初めてその道路を横断する大きな陸橋で渡った。

 

陸橋の上から見た代々木公園とその先に見える初台東京オペラシティの写真を最後に載せます。

国立代々木競技場、代々木公園を抜けて参宮橋駅を通って代々木駅に戻るコースになっていたが、代々木公園から原宿駅に進み、そこから電車で帰宅した。