国語の習い事   国語力の重要性

世の中にはいろいろな習い事がある。

小中学生に人気なのは、

 

スポーツ系ならサッカー、スイミング、野球が多い。

 

最近ではダンスというのもよく聞く。

 

音楽系もピアノを中心によく習っている。

 

学習系は、公文やら学研教室、そろばん、英語、などなど、

 

みんな保険的に(?)せっせと通っている。

不思議なのは、国語系専門はあまり聞いたことがない。

 

公文等には国語系はあるが、だいたいは計算中心に習っている生徒が多い印象だ。

 

それは、国語系は習わなくとも年齢が上がってくればできるようになっているからだと、

 

みんなそう思うからだろう。

 

しかし、算数と国語両方を習う生徒も多いのは、

 

やはりどこかで国語は大切と思ってることの裏返しかもしれない。

 

ところが、

 

時代は変わっても、年齢が上がっても、国語はできるようになっていない。

 

要因はだいたい予想できると思うが、

 

実際、今の子供たちは以前の子供たちより相当国語力はない生徒が増えた。

 

世の中をさらによく観察すれば、

 

大人と言われる年齢でも国語力がないと思われる人が

 

とても増えていると思うのは私だけだろうか?

人間同士の相互理解の源である言語が理解できないと

 

人間同士は衝突しやすくなる。

 

私が唱える、

 

「世界の言語が昔から共通であれば、戦争は起こらなかったのではないか?」

 

という説はあながち間違いではない気がする。

 

好きじゃないなと思う人でも、会って話をしてみれば、互いに許せることがよくある。

特に日本人は、言語だけではなく、場の空気を読んだり、アイコンタクトがあったり、

 

言語以外のツールも多用して、お互いの理解を図る国民だ。

 

実際の言語以外のツールを理解するのも、実は国語力だ。

 

それがわからない場合、アイコンタクトは「メンチを切る」みたいに、

 

低俗なレベルに成り下がる。

毎年、日本の夏には平和祈念のイベントが多い。

 

平和を願うのは日本人としてはあたりまえのことだと思う。

 

 

であるならば、

 

国語力を鍛えて

 

互いの理解を深めるために、

 

ひとつ国語をがんばってみませんかね?