みなさん こんにちは

Nkです。

 

保護者からとあるクラスの担任の先生に電話があったのですが、内容は来年度の教科担当に関してで「数学の○○先生と○○先生は避けてください、政治経済の○○先生もだめです。国語は○○先生と○○先生は避けてください。理科は○○先生でお願いします」という教科担当に関する要望を学校に連絡してきたのです。避けて欲しい理由は、評定平均値が下がると推薦入試(指定校推薦入試、公募制推薦などを含め)の評定平均値要件を満たさなくなる可能性があるからなんです(本人の希望は薬学部)。私個人的にはこの生徒をみたこともあるのですが、どちらかと言えばさぼり癖があって、楽するタイプで勉強もできるわけでもなく努力をするわけでもないのです(私の勤務校では普通に勉強していれば5段階で4はだいたいつきます)。

ただ、気になったのはこの電話がかかってきた後の担任の先生の行動なのです。考えたのか考えていないのか分からないくらい一瞬だったのですが、各教科主任の先生に先生の要望を連絡し始めたのです。そして、管理職の先生にもこの要望を伝え、すぐに変更してくれというのです。しかも、管理職の先生(私の学校の管理職の先生は保護者や生徒の御用聞きだと私は思っています)は私も驚いたのですがOKを出したみたいなのです。

なんか、これって言ったもの勝ち?みたいな空気に学校がなっているような気がするのです。一人の保護者の意見で先生を変えて本当にいいのかなという疑問も私の心にはありました。成績を楽にとるなら先生を自分の有利な方向にしたほうがいいのでしょうが、なんか、私は違うような気がするなと悶々としていました。