みなさん こんにちは

NKです。

 

高校2、3年生だと学年末テストの学校も多いのではないでしょうか。

私の勤務校でも学年末テストが終わり、学年末の成績を入れる状況なのですが不思議な連絡が学校から来たのです。

それは、成績をつけるときに観点別の成績のアルファベット※を合わせてくれというものです。

例として、3観点が「知識・技能」,「思考・判断・表現」,「主体的に学習 に取り組む態度」CCAとか、AACとか、ACAは基本的につけないでくださいということなのです(他にもありますが、量が多いので割愛します)。この表記、確かに整合性がとれないのは分かりますが、私の学校の場合は「主体的に学習 に取り組む態度という」は学習意欲なのですが宿題・課題、ノート提出、発言などなのですが、テストさえよければいいんだろうという名のもと宿題・課題、ノート提出が全く出さない不届きな生徒がいるからこの部分にCをつけざるを得ないことがあるのです。逆に、テストの点数が悪いが、宿題・課題、ノート提出が完璧なので、Aをつけることもあるのです。

ただ、私が気になったのはそもそも観点別の成績のアルファベットにここまでこだわるのかなのです。私も意味不明だったのでこの連絡をしたところに聞きに行くと、学校に保護者から成績が5段階評価で4なのにC評価が「主体的に学習 に取り組む態度」についているのはおかしい、自分の子どもは学校に行っているのだから「主体的に学習 に取り組む態度」はAのはずだ。それだったら、成績がそもそも5だというような不思議なこと、理不尽な事を学校に平気で連絡してきたりして、場合によっては管理職なんてことも出てきているのでその対策で成績をつけるときに観点別の成績のアルファベット※を合わせてくれということだったのです。私もジャーナリズム精神が出てきたせいか、AACが出た場合にどうするのかと連絡元に聞くと、CCBに変えてくれということだったのです。

はっきり言えば、これって簡単に言えば成績の捏造なのではって思ってしまいました?

ちなみに、この発言も含めて現在審議になりましたので、結果が楽しみです。

 

※各学校や地域にもより中身は異なりますが、観点別評価って「知識・技能」,「思考・判断・表現」,「主体的に学習 に取り組む態度という」3観点です。私の学校の英語の場合は「知識・技能」,「思考・判断・表現」の一部をテストで測り、「思考・判断・表現」の一部をプレゼンやグループ学習で測ります。「主体的に学習 に取り組む態度という」は学習意欲なのですが宿題・課題、ノート提出、発言などの多角的に測っています。基本的に全学年同じ基準を使っています。