みなさん。

こんにちは。。。

大阪もまだ雨が降ったりジメジメしていますが、

お元気でしょうか。

 

今日、今年指定校推薦(指定校制)を受験する予定の生徒から、

「オープンキャンパスに行ったほうがいいですか?」

という質問を受けました。

 

結論から言うと、大学のオープンキャンパスに直接行くこと(対面型)をすすめます。

これは、指定校推薦(指定校制)や総合型選抜(AO入試)に関わらずです。当日も迷わず試験会場に行けます。

 

理由は主に3つあります。

①面接官は意外とオープンキャンパスに行ったか気にしている。

→ 面接官は受験した生徒みなさんを合格させて、本当にこの大学にきちんと4年間来てくれる(費用の納入も含め)かを

半信半疑で面接しています。生徒の熱意も気になっています。そこで、面接官に分かりやすいのは

オープンキャンパスに行ったのかということなんです。なので、面接官は面接中はオープンキャンパスに行ったか

どうかは直接聞いてきませんが、それっぽい答えが出るようにさりげなく聞いてきます(直接聞く大学もあります)。

それと、オープンキャンパスに行っていないと大学のことを表面的に知ることになるので、

面接官の設問に深く答えることができない可能性があります。

 

②大学の実情が何となく知れ、自分に合っているかが分かる。

大学のオープンキャンパスで説明会は表向きはイイことしか絶対に言いません(マニュアルもちゃんと準備します)。

ただ、その後に、質問コーナー(相談会)があるのです。その質問コーナーで何問か質問すると、

その担当者(広報部の職員の方)がポロっと本音を漏らしてしまうことがありますので、そこから察します。

それと、最近の大学では学生が答えますよっていうコーナーがあったりします(このコーナー空いているので、もったいなと思うのですが)。この学生たちは実はオープンキャンパスの中で最も本音のこと(いい所も悪いところも)を言ってくれる可能性が高いです。

ここで、コツなのですが、午前と午後の2回違う担当者と生徒に聞くと結構大学の様子が分かります。

くれぐれも大学の言うこと(広報部、事務方)を鵜呑みにしてはいけません。

 

③学部の不一致を防ぐことができる。

これ結構色々な学部で起きていることらしいのですが、心理系の学部を例にとって書きます。

みなさんの頭の中で、心理と言われるとカウンセラーになる臨床心理を思い浮かべる人が多いんです。

実は、心理系と言っても様々な分野の心理学があって、認知心理学、対人心理学、産業心理学など

があるんです。なので、よく生徒がやりがちなのですが自分が行きたいのは心理系統(臨床心理)なのに、偏差値が高いことを基準に大学の心理系統の学部を受けるのです。ただ、入学後に臨床心理はその学部になかった

りして、自分の不一致になっていることに気づくのです。

私もこれが原因で、生徒が受験し直したのも見ています。余談ですが、心理学は数学(微積分と統計学)も思った以上に使います。

 

オープンキャンパスは1日がかりになってしまいますが、入学後のミスマッチを防ぐために

オープンキャンパスに行くことをお勧めします。ただ、遠方とかコロナが怖いという理由で行けない生徒も

いらっしゃると思います。最近、Zoomなどでオープンキャンパスをしてくれる大学もありますので、まずは見てみましょう。大学の情報集めは大事です。

 

少しでも役に立てばいいなと思っています。

 

オープンキャンパスについての詳細な記事も掲載しておきます。

参考にしてください。