いちいち響くんだ
詞・曲/皆川岳


感受性が生み出す新しい技か

繊細に出来たガラス細工


居酒屋の連中に溶け込んでいた

今は白い朝の公園で挨拶返す


流れが向こうに行って

さっきやっと戻ったけど


トンカチさん微塵も心乱れず

デカい時計だけは見ているよ

お前みたいになりたくて

オレにはいちいち響くんだ


光だけ信じて暗闇には目を瞑り

有難いことだけ有難いことだけ


また居酒屋に戻るのかな

何処へ行っても仲間がいるさ


ホントはお前が可哀想だよ

可哀想なことに気付かないだろ


トンカチさんを響かせようと

どっちでも良い事を言ってるよ

お前は夕陽に思い出し笑い

オレにはいちいち響くんだ


トンカチさん微塵も心乱れず

デカい時計だけは見ているよ

お前みたいになりたくて

オレにはいちいち響くんだ




2024.10.1