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学習習慣スクールの鎌田です。
公立の前期入試の発表が終わったかと思えば
すぐ定期テストもあります。
公立中学校ではテスト前になると
教科ごとの係の子が定期テストの予想問題をつくります。
私が中学生のころは、このようなことはやっていませんでしたが
今では大体どこの中学校でもやっています。
教科ごとの係の子が作成したテストの予想問題を
他の子どもたちが解いてテスト勉強をします。
作成した予想問題は先生もチェックしているようですので
しっかりと活用すれば良いテスト対策になると思います。
でも、定期テスト予想問題はつくった子が一番勉強になっています。
なぜだと思いますか?
そもそも先生は定期テストをつくるときに
どのようなことを考えてつくっていると思いますか?
多くの先生は子どもたちの以下のようなことを
確認するためにテストをつくっていると思います。
・覚えてほしい大事なことが理解できているか
・間違えやすいところをしっかりと理解できているか
・応用力があるかどうか
定期テスト予想問題を作成する子は
先生になったかのように考えて、テストをつくる視点になります。
とくに、少しでも他の子たちのために
役に立つ定期テスト予想問題をつくろうと思えば思うほど
どこがテストに出されやすい大事なところか
一生懸命考えて問題をつくろうとします。
そうすることでテスト範囲の内容が整理されます。
また、自分で問題をつくるということは
答えも自分でつくらないといけません。
間違った答えをみんなに配るわけにもいきませんし、
しっかりと調べて確認もします。
一つの科目でもいいので、一度このような経験をすると
他の科目でもテストに出されやすい大事なポイントが
わかるようになって勉強も効率よくできます。
私も中学生のころ、漢字や英単語、理科・社会の暗記だけですが
テスト前には自分で問題をつくって解いていました。
ワークで何回もくり返し勉強しようとしても
問題の順番がどうしても同じなので、なんとなく覚えてしまいます。
本当に覚えているかを確認するために
問題の順番をシャッフルして解いていました。
自分が覚えられていない問題だけを選んでつくれば
とても効果的に最終チェックができます。
ぜひ自分でも問題をつくってみるという勉強法も
取り入れてみてください。
まずは簡単に取り組めるところからでよいと思います。
定期テスト予想問題をつくる係の子は
この機会を有効活用してくださいね。