間違えた数だけ成績が上がる可能性がある | 学習習慣スクール/お子さんに合った戦略的勉強法をサポート

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頑張っているのに思うように成績が上がらないお悩みを解決!お子さん一人ひとりにあった勉強方法や学習習慣を身につけてもらい、成績アップや目標達成をサポートします。

ご覧いただきありがとうございます。
学習習慣スクールの鎌田です。

前の記事で、実力がつくのは、解けなかった問題が
解けるようになったときと、お伝えしました。

勉強をして間違えるのは悪いことではありません。

間違えた問題をそのままにしておくことが悪いのです。

ただ、子どもたちを見ていると
間違えること自体を悪いことと考えている子がいるように思います。

だからこそ、本当はしっかりとわかっていないのに
わかったつもりをしてしまうのではないでしょうか。

これは勉強にかぎらず

間違えること = 悪いこと

このような考え方が、知らず知らずのうちについているのだと思います。

いったんこのような考え方がついてしまうと
なかなか考え方を切り替えられません。

特に、気にしてしまうお子さんならなおさらです。

そして、間違えることでどんどんと自信をなくしてしまいます。


間違えることを悪いことだと思っていない子は
間違えてしまってもあっけらかんとしていて

「あ、そうやって考えるんだ!」
「そうだった、ちくしょー」

などと言って、全然気にしません。

そして、どのように考えればいいかを知ろうとします。

このようなタイプの子は、現時点で成績があまり良くなくても
勉強をすれば伸びていくのが速いです。

間違えた数だけ成績が上がる可能性に満ちています。

成績が上がる可能性があるだけなので、
もちろん理解をしっかりしなければ成績は上がりません。

ただ取り組む気持ちが全く違います。


子どもが成長していくには、いろいろな経験が必要です。

間違えることを成長のために必要なことと捉えられるか、
悪いこととして叱ったり、注意をするのか、

小さい頃からの積み重ねが勉強にもつながっているのかもしれません。

一番大事なのは、考え方です。

考え方がしっかりとしていれば、正しい勉強のやり方や
適切な指導で成績は上がります。

今だからこのように伝えることができますが
私も間違えることが嫌でした。

本質的には、今でもそうかもしれません。

どうして間違えることが嫌になったかというと
下記のような経験があるからです。

小学生のころ、自信満々で発表した内容が間違っていて
クラスの友だちに笑われたことを強く覚えています。

それから発表するのがこわくなり、
絶対に自信があるときしか発表できなくなりました。

そうなると成長のスピードも遅くなります。

でも私の場合は、以前にも書いたように
素晴らしい先生たちと出会い、励ましてもらい
自身をつけることができました。

子どもには、周りのフォローや励ましも必要です。

間違えることは、成長するための良い経験と伝えてあげてください。