こんばんは。短距離の篠﨑です。
先日は四送会を開催していただきありがとうございました。ほとんど部活に顔を出していないのにも関わらず、素敵なメッセージにプレゼントをいただけてとても嬉しかったです。
皆さんの優しさに対して、今まで組織に大して従ってこなかった人間が大層なことを言ったものだと少し後悔しています。
さて、後悔といえば、私が1年生だった頃、ちょうど四送会で「少なからず後悔はするものだ」と聞き、当時の私はまっさかーと思うとともに少しドキッとしたのを鮮明に覚えています。
私の大学陸上はハッキリ言って散々なものです。コロナが無かったら退部勧告されても仕方ないレベルでしょう。
1年の冬のトレーニング中、腰で何かがグニャっと動く感覚がして、それ以降何だか腰から脚にかけて違和感が消えない。それでも走れることは走れるから練習はする。
そんな中コロナで部活停止。ここで休めば治るだろ!と思っていましたが、部活の再開が近づいてもいまいち変化もない。とりあえず自主練はして、そこそこ走れる状態にして3年の新四大戦へ。
四継が終わって、100mのレース。40m付近で完全に力が入らなくなって…もう何がなんだか分からない状況でフィニッシュしたのを覚えています。
以前からヘルニアとは言われていましたが、大きめの病院でMRIを撮って、はっきりヘルニアだと分かった時は、今まで通りにはいかないんだなーと実感しました。幸い保存療法で治るケースが多いとのことで、少ない練習量で速くなる方法を模索しました。が、動けるようになってはまた動けなくなっての繰り返し。最終的には歩けなくなって、結局手術をしました。
私は自己肯定感が低い割には無駄にプライドが高いわがままちゃんなので、選手(?)だった頃は、自分のやりたいことさえ邪魔されない環境ならば、別にチームはどうでもいいと思っていました。一方で、同期や先輩後輩が関東インカレや日本インカレ、10秒台と輝かしい成績を残しても、過去の栄光(笑)が邪魔をして、お前は何やってんだとか、まだやれるだとか考えて素直に祝福できない始末。手術をするまでになったのは日頃の行いが悪くバチが当たったのかもしれません。
手術をして、リハビリがてら部活に行って。手術したらてっきり前のように走れると思ったら全然!めちゃくちゃ遅いじゃないですか!四大戦もエントリーしなきゃよかった…中学生の頃より遅くなったし。
と、少し思いましたが、それ以上に普通に走れることがすごい嬉しかった。久しぶりに単純に楽しい!って思えた瞬間でした。昔の自分なら遅いタイム許せなかったんだろうなぁ…もう少し早く(×速く)走れるようになりたかったなぁ。
引退したにも関わらず、部活に行くと快く受け入れてくれた後輩たちには感謝しています。本当に可愛い子たちです。
引退後は気楽でいいですね。現役選手やマネージャー、部の運営をしてくれている人たちと話す機会も多くなり、それぞれの苦労がある中でもよく頑張っているんだとしみじみと感じます(本当に偉そうなことばっかり言ってごめんなさい)。引退前からもう少しコミュニケーションを大事にしたら、主務の負担を減らせてあげられたのかもしれません。あるいはもっと他の人へのリスペクトを持てたのかもしれません。
「少なからず後悔はするもの」全くその通りだと思います。取捨選択をする以上、後悔しないことはないのでしょう。もっと早く手術をしていれば、あるいはあの日練習さえしなければ。挙げ始めたらキリがありません。まったく後悔の連続ですね。笑
後輩の皆さんには四送会できついことを言いましたが、正直部が強くても弱くてもどっちでもいいです。1つの視点に過ぎませんし、どうしようも出来ない要因だってあると思います(もちろん強い方が嬉しいですが^^)。
楽しく活動するのも良し。高みを目指すのも良し。両立だって出来るでしょう。自分の選択に自信を持って活動してください。先のことなんて分からないのだから、後悔したっていいじゃないですか!ただ、適当に選んでつまらない後悔はしないでくださいね。
後輩の皆さんがベターな選択をしてくれることを願います。
最後に同期へ。
わがままばっかりだったのに我慢してくれてありがとう。絶対イラつくことも不満もたくさんあったのに怒らず優しく接してくれてありがとう。
愚痴は是非とも僕のいないところで楽しく盛り上がってくれると嬉しいです。^^
4年間辞めずに活動できたのは、ひと癖もふた癖もあって楽しい同期に恵まれたからです。心から感謝しています。
4年間、大変お世話になりました。
絶対長く書きすぎた、後悔後悔。