皆さんこんにちは!
インタビュー企画、第二回はこの人!

武中清香さん(写真左・新3)です!
出身:浦和一女(埼玉)
学科:国際文化交流・日文(学習院女子大)
パート:短距離・跳躍
PB:七種競技 3888点
  三段跳び 11m27
陸上部で一人しかいない女子大の部員であり、七種競技をこなす部員でもあります!
競技に対する考え方や理論が自分のなかで確立されている選手という印象ですが、、、

―――――今日はよろしくお願いします!
早速ですが、大学4年間の競技生活のなかでどのようなアプローチで強くなっていきたいか、またその先にある最終目標を教えてください。――――
武中:実をいうと、、、大学に入って絶対達成するぞ!みたいな目標を今すべて達成してしまっていて、、、
・関東新人出場
・学習院記録の更新
だったんだけど、、、
―――――全部達成してしまったと―――――
武中:そうなの(笑)
でー、どうしよっかなーと、、、(笑)
練習をしていく中で、足りないのは筋トレかなと。
今は自己ベスト更新を目標としてやっているんだけど、実はこれが想像以上に難しくて、、、。
今の自己ベスト(三段跳び 11m27)は高校の時の記録なんだけど、体のパワーなりスピード的にも練習の質的にも現状では厳しいなと感じました。
ただその原因が太ってしまったことで跳べなくなったからなんです(笑)
走る系や跳躍系よりも投擲系の記録が伸びてしまっていて、、、
そんなこともあって現在はやせて筋力をつけていけば現状を打破できるんじゃないかなと考えています。技術面は高校の時よりも良くなっていると思うので。
――――まずはベースとなる体づくりからだと―――――
武中:そうですね、、、
最終的には関東インカレ出場が目標なんですけど、実は年々三段跳びの関カレ標準があがっているんです。
(2015年度 11m40  2016年度 11m60  2017年度 11m80)
その一方で私のシーズンベストは伸び悩んでいて、、、(大学ベスト:10m95)
このままでは厳しいので、そこは模索しているところです。
自己ベストを更新しないことにはその先は見えて来ませんが、突破できれば関東インカレを狙えるなと考えてます。
―――――なるほど、、、。冬季練ではどんなことを取り組みましたか?――――
武中:鉄棒使ってトレーニングしました。近所の小学校で(笑)
あとはトレーニングルームでベンチプレスやクリーンをやったり、あとはオフ日でも欠かさず体幹トレーニングや腕立てをやるようにしていました。
特に腕立てはかなり変わりました。恥ずかしながら私腕立てやるにも顎をつけたら一回しかできなかったんですけど(笑)、「毎日限界の回数までやる」ようにしたら
13回までできるようになりました。「なんだ、やればできるじゃん」って。でもやった次の日の朝は肩が痛かったです(笑)。
―――――実際男子に比べると女子はウェイトコントロールがかなり難しいと聞きますね、、、。―――――
武中:そうなんですよ。夏にも現状を変えるために朝5:30に起きて軽くジョグして鉄棒やったり、部活後にまた2kmぐらい走ったり、お風呂のフタをほぼ閉めた状態で30分入ったり。
食事とかは朝はちゃんと食べるけど昼はサツマイモだけ、夕食はこんにゃくのみとかにしてたり。いろいろ取り組みました。でもその後にまた増えちゃって。昔から変動が激しいんですよ。
この前跳躍の大会で気づいたんですけど、大会前に焦って体重減らすと跳躍時の空中感覚が変わっちゃうんですよ。足と手の連動がズレちゃって。
そこは体を慣らすなりタイミングを合わせる時間が必要だと始めて感じました。そこから減量は長期的にやらきゃいけないんだなと考えるようになりました。
―――――さて、最後の質問にはいります!自分で考えて自分で競技をする今の環境をどう思いますか?――――
武中:いい面としては自分で考える時間が増えるので、本当の意味で陸上を楽しめると思います。真剣に競技をやる上ではとてもいいことだと思います。
ただ、壁にぶつかった時に豊富な知識で「答え」を教えてくれる指導者(7種競技や三段跳びの)がいないので、困った時も自分で乗り越えなければいけない、という面もあります。実際にそれで悩む事は多くあって。良くも悪くも自分次第、そんな環境です。
―――――自分で模索しながら競技ができるのがいい所かもしれませんね。今日はありがとうございました!―――――
何事も自分から徹底して行う、根っからの競技者だなあと感じました(笑)。
自分で考えながら競技をしたい、という方にはおすすめの部活です。
第二回はこれで以上です。次回もお楽しみに!