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IB後の選択...センター試験+一般入試の道のり

 

今回は「IB後の選択…なぜIB入試を選ばなかったのか」の続き,某国立大を目指して勉強した日々についてご紹介させていただきます!

 

高3の2月

高校に行ってないのも同然なので,最初から,独学で受験するつもりはありませんでした

 

漢文,古文なんて読めないし,数学も手助けが欲しかったですし,予備校に行った方がいいかな...

 

某塾に面談に行きました

 

「国立大の方は,必ずこのスケジュール管理のサービス(月額20,000円程度)のお申し込みが必須でして...」

 

IB生の感覚からすると,

「スケジュール管理をしてもらう?おかしいよ(笑)それって自分でやるもんじゃない?」

 

と言うわけで,この塾に通う案は却下

「よし!自力でやってやろうじゃないか!ネットには一般高校生に向けた情報なら山ほどあるんだしっ」

 

自分のペースに合わせられる,通信で国語と数学,英作文だけ習うことにし,後はTryit!やNHK高校講座で見たり,ネットで検索したりして学んでいました

 

 

ざっくりと立てたプランがこちら↓

3~7月は範囲を習得
8~11月は復習
12~1月は過去問演習
2月は一般入試の国語と英語に絞って対策

 

受験科目はこちら↓

センター試験:

国語・英語(筆記・リスニング)・数学IA・数学ⅡB・地学基礎・化学基礎・世界史B・日本史B

 

二次試験:国語(現代文・漢文・古文)・英語

 

 

模試と目標点のスケジュールはこちら↓

5月のマーク模試:40%

8月のマーク模試・記述模試:50%

10月のマーク模試・記述模試:60%

11月のマーク模試・記述模試:70%

 

英語は100%を目指し,数学は60%を目指して,後の教科は80%取れたら,総合で80%という計算で計画を立てました

英語の筆記は[1]の発音・アクセントが苦手で,数学も部分部分は正解できても,いくつか合わせて5点という問題があり,社会は膨大な量に圧倒されました

 

受験生時代

 

 

最初,苦戦した国語は,通信で学んでいたことが活かせたこともあり,コツがつかめてくると,どんどん点数アップできました

 

 

化学基礎は,IBでも習っているので楽勝でした(笑)地学基礎は,中学で習ったことにちょっとペタペタ付け加えた程度だったので,NHK高校講座を見たり,気分転換に科学センターへ行ってプラネタリウムを見たりして楽しく学べました

 

 

一番厄介だったのが,案外,社会ですね(笑)

 

私にとっての「ライバル」は,同学年以上の浪人生ではなく,1学年下の現役生です

なので,現役生は夏で習い終わって,あとは試験対策,だと聞いていたので,夏までには絶対終わろう,と決めていて,かなりのスピードで動画を見ていましたが,なかなか終わらない…

 

いつまでたっても古代,中世,近世,近代…いつになったら戦後くるの!?と思う日々でした

しかも,日本史は中学でやっているし,遺跡巡りとか好きな方だったので,これまでの知識にペタペタ,ペタペタ貼り付けるって感じでした

 

ですが,世界史は勝手が違いました

IBでは第一次世界大戦から,(IBの定義で歴史とは10年以上前までですが実質)21世紀末まで

 

古代のギリシャの壺とかわからないです(笑)

A帝国が,B帝国に滅ぼされた...そうなんだ!

 

1年間で覚えるには,覚えることが膨大すぎました…

理解しようにも,今と国境とか違いますし,(当たり前ですが)全く予備知識がなかったので苦戦しました

 

 

 

 

また,このあたりのお話は,改めて「元IB生の独学受験日記」でさせていただきます!

 

 

 

 

つづく