過去問の取り組み方2 | あんなに意識してもできなかったあなたの子どもが無意識の内に半自動で成績アップし続ける驚きの新常識!『子ども学力倍増メソッド』

あんなに意識してもできなかったあなたの子どもが無意識の内に半自動で成績アップし続ける驚きの新常識!『子ども学力倍増メソッド』

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こんにちは、

中井 翔です。


回に続き、
今回も過去問の取り組み方のお話です。


基礎力がある子でしたら
過去問をやれことは意味があります。

やはりその学校の問題に
慣れていることは
点数アップにつながります。


ですがただやるだけでは
あまり効果がありません。


「試験時間を最大限有効に使い一点でも多くとる。」

という意識と練習をすることが大切です。


50分の過去問をやるときも
40分(早く終わって)しか使わず

「終わった答え合わせして。」

などというのは論外です。

この最後の10分をいかに足掻いて
点数に結びつけるかで勝負は決まるのです。

・見直しにをする

・解けそうな問題を必死に考える

・無理矢理当てはめたり、
 全部書き出したりして解く

など色々な使い方が考えられます。

その中で自分が時間内で点数を上げるのには
何が一番有効なのかを考えて実行して下さい。

この足掻く練習を普段からしっかりしている子は
確実に同じレベルの子に勝つことができます。



過去問をする上でもう一つ
大切なことが時間の使い方の練習です。


まず計算問題は全問正解が基本です。

計算問題は全部終わってからではなく
計算問題が終わった時点で
一回見直しておくことを推薦します。

見直し易い書き方も普段から
練習しておいて下さい。

 中学受験をよく知らないお母さんがみると
「途中の式を省かず綺麗に式を書きなさい。」
と言いたくなるかも知れませんが我慢して下さい。


中学生以上の数学では=で繋いで式を
書いていくのが常識ですが、

中学受験ではこの方法は
時間が掛かる上に見直し難い
ので使いません。

文章問題でも綺麗な式を書いて
解いていくということはあまりしません。

このへんのことは塾でしっかり
教えられていると思うので今日は省きますが、

中学受験の解き方も回答用紙の作り方も
特殊なものなのだということは
理解しておいて下さい。


間違えの多い我が子に

「ゆっくり丁寧に解きなさい。」

と言ってしまうお母さんもいますが
これもよくありません。

計算は速い子の方が正確なものです。

ゆっくり丁寧に解きなさい
ということを徹底して
伸びることはまずありません。

算数の実力を伸ばしたのであれば
計算も問題も速くやる癖をつけことが得策です。


受験は同じレベルの子が受けるので
ボーダーライン上に何十人もいます。

算数は一問の配点が高いので
一問間違うだけで50番順位が下がる
ということも珍しくありません。


普段から時間内に最高の回答用紙をつくる
練習を是非過去問でやっておいて下さい。