前回の続き!


例えば・・・

維新のヒーロー坂本龍馬に誰がカネを出したのか?海援隊という5〜60人の働いてない男たちを養うカネはどこからでてきたのか?大量の武器(今の価値で50億円とも言われます ※日本銀行高知支店のHPより)を買うカネはどこからでてきたのか?軍艦を買う金は?全国各地に出張しまくるカネは? 一体、誰が何の目的でそのカネをだしたのか?
100万人の幕府軍は簡単に圧勝できたのに、なぜ突然、戦闘を放棄したのか?
日本中の刺客から狙われていた坂本龍馬、一体だれが殺したのか?なぜ犯人が分からなかったのか?
中国にアヘンをばらまき中毒者だらけにすることで、巨大な中国を骨抜きにし、侵略した英国。なぜ、同じ手を次の標的の日本に使わなかったのか?
現在も世界最大手のイギリス系金融グループの銀行が、明治維新前に既に横浜に支店を開設していたのはなぜか?
ここまで見ても、誰かが裏でジワジワと手を回していたことに気づくでしょう。それを隠すためには、ウソの歴史を作り上げることが必要だったのです。明治維新から150年経った今になっても、子どもたちや私たちにウソの歴史を教えなければならないほどの、隠したい真実の歴史とはどんなものだったのでしょうか?

この講演録は、われわれが知っている美しい、憧れの明治維新とは全く違った、現実の姿を教えてくれます。聞き終わった後には、きっとあなたの「明治維新のイメージ」は全く変わっているでしょう。
それだけでなく、その後の歴史の見方そのものが変わるかもしれません。その後の歴史も全く違った視点から見ることができるようになるでしょう。
西鋭夫教授曰く、われわれが知っている明治維新はその時の御用学者が書いた歴史で、真実とは違うようです。ぜひこの講演録を聞いてあなた自身で判断してください。


目次
イントロダクション・・・1ページ
第一章
「日・米」比較教育考・・・7ページ
なぜ日本の大学は世界でトップレベルになれないのか?
日本人ノーベル受賞者を育てているのはアメリカ
「これでいいや」がクセになっている日本人
日本はどこから狂ってきたか?
第二章
大英帝国の繁栄と欲望・・・13ページ
神格化された「明治維新」
太陽が沈まない国・イギリス
紅茶輸入が大英帝国の国庫を傾かせた
アヘンの製造工程
中国侵略に利用されたアヘン
暗躍するユダヤ商人たち
「薬」から「麻薬」へーアヘン戦争の勃発
巨大銀行設立の「舞台裏」
世界覇権を狙うイギリスの卑劣な方程式
アメリカの参入
アヘンが歴史を書き換えた
第三章
明治維新に隠された「謎」・・・33ページ
忍び寄るアメリカと黒船来航
”お金のあとを追いかけろ”
グラバー邸の「隠し部屋」
薩長同盟とお金の流れ
脱藩藩士を支援する土佐藩の不思議
高杉晋作と中国の惨状
イギリスの魔の手
「江戸無血開城」は誰のシナリオ?
「砂上の歴史」はもういらない!
第四章
美学の国・ニッポン・・・51ページ
「頭がいい」≠「お金持ち」
リーダーがいない!
学校教育の「異常」
教育に金を使わない国
なぜ日本に英語が氾濫しているか
第五章
日本文明の「魂」・・・61ページ
明治維新とは何だったのか?
言語植民地・インドの悲劇
日本文化の魂ー言霊
C●LUMN CIAにスカウトされた日・・・68ページ
『新説・明治維新』関係年表・・・76ページ
著者紹介
アメリカ政府の機密文書を読み解くGHQ占領政策の世界的権威




世界中の天才が集まり100人中3人しか合格しない超難関、超名門と言われるスタンフォード大学。その中でも格が違うのがフーヴァー研究所。元英国首相マーガレット・サッチャーは、「政治・経済・国際問題に関して世界で最も重要な研究組織はフーヴァー研究所であります」と評価をしている。
在籍する教授は133名(うち3名はノーベル経済学賞受賞者)。前政権時にはそのうち25名がホワイトハウスの要職につきアメリカを舵取りする。
西教授はその世界の情報が一手に集まるフーヴァー研究所に30年以上にもわたり在籍している唯一の日本人である。長年の日米アジア研究を通じて、日米の政財界やシンクタンクに情報源を持ち、アメリカ政府の機密文書からGHQ占領政策の研究で世界的な権威である。
フーヴァー研究所から出版された著書は「日米関係、占領史、日本近代史」を研究している人間で知らなかったらモグリだと言われるほど。

スタンフォード大学にあるフーヴァータワー。西教授の職場は10階この上の窓のあるところ。政権によりフーヴァー研究所からは多数の教授がホワイトハウスの要職につく
CIAのスカウトを蹴り
ラストサムライの異名を持つ

さらにその調査能力が買われ、博士号を取得して10日後にCIAからスカウトを受ける。CIAの一員になれば、カネも地位も簡単に手に入る。調査官曰く「東京にはCIAの協力者がかなりいる」「国会議員にも10人以上」(明確な数字は言わない)「産業スパイも当然の政策だ」(注:これらの発言は1976年当時のものである)そしてCIAになれば毎日が大冒険だと...誘ってきた。
 しかし、CIAになるという事は国籍を変えなければいけない。その瞬間、自分が日本人だという事を痛烈に自覚した。そして「私が日本を裏切るれるなら、将来、アメリカも裏切る。CIAはそんな人間を雇うべきではない」と断り、CIAの調査官が感激し、リアル・ラスト・サムライとの異名を持つ。(※西鋭夫著 「日米魂力戦 中央公論新社」より)

2015年6月30日、東京ビックサイトにてフーヴァーレポートの会員600名以上の方に「平成占領70年」というテーマで講演会を開催。
日本人の誇りを取り戻すべく、数ヶ月に一度のペースで数百名規模の講演を開催している。西教授の熱い講演を聴くために、遠方から足を運ぶ方も多数おり、講演は毎回好評を博している。
1941年大阪生まれ。関西学院大学文学部卒業後、ワシントン大学大学院に学ぶ。 同大学院で修士号と博士号取得(国際政治・教育学博士) J・ウォルター・トンプソン広告代理店に勤務後1977年よりスタンフォード大学フーヴァー研究所博士号取得研究員。それより現在まで、スタンフォード大学フーヴァー研究所教授。

「Unconditional democracy」 邦訳 「國破れてマッカーサー」 フーヴァー研究所から発行された西教授の著書は全米の大学で日米関係、日本近代史のテキストとして使われ、経済学を学ぶ者がケインズを学ぶように、日米関係を学ぶ人間が西鋭夫を学ばないと話にならないと言われる。