東大松見一派がいる限り、慶應だけじゃなく、東大にも娘さんは預けられないんじゃないのかな〜! 笑い



慶大集団暴行、被害者を突き放す大学の姿勢に批判 「慶応には娘を預けられないと思われても仕方がない」

デイリー新潮 11/2(水) 8:05配信

■古びた感覚

 さらには、

「私も大学側の対応は守りに入り過ぎていると思います」

 と述べるのは、メディアジャーナリストで、当の慶応大SFC研究所の上席所員を務める渡辺真由子氏である。渡辺氏も慶応OGで、在学時代、広告学研究会に所属し、ミスコンで賞に輝いた経歴を持つ。

「性犯罪を告発するハードルが非常に高いのは知られたところ。告発すれば、落ち度を責められたり、好奇の目に晒されたりする『セカンドレイプ』と言われる悪しき風潮もある。そんな中、被害者は勇気を持って声を上げた。だからこそ、大学は真摯に対応すべきだったのではないでしょうか」

 先の田中氏もこれを受けて言う。

「被害者が警察はおろか大学にすら、申し出るには勇気が必要だったでしょう。それを“警察に!”というのは、まるで無神経な対応。セクハラや性犯罪の被害について、これだけ世間が敏感になっている時代においてこれですから、はなはだ感覚が古すぎる。これでは今後、女子高生の保護者たちから、慶応には娘を預けられないと思われても仕方がないと思います」

■大学は「警察任せ」

 京子さんの母親は、これまで電話や面談で何度も大学の学生部とやり取りをしている。しかし、彼女の知人によれば、

「“加害者に事情を聞いても、結果は知らせません”と言われたり、“仮に加害者の処分が決まっても、それは連絡しません。お嬢さんが掲示板を見ればわかります”等々言われたりと、あまりに他人事の対応をされたそうです。また、今回の報道が出た後、大学にマスコミが殺到し、京子さんの名前も出回ってしまった。これへの対応を依頼しても、大学側は“検討します”と述べただけで、終始、生返事。気遣いの一言もなかったそうです」

 彼女の動画や写真を拡散させることは違法性が強い。それを学内に周知徹底するなど、いくらでも行うべきことはあるはず。が、そうした動きも見せない代わりにこの対応だから、あくまで慶応大は被害者女性を突き放すおつもりらしいのである。

 これらの点について、改めて大学に質問したが、HP上と同じ「警察任せ」の見解を繰り返す。ならば、と清家篤塾長にも伺ってみたが、家人を通じて「広報に任せております」と言うのみ。この大学は余程他人任せがお好きなようだけれど、では、一身の「独立自尊」を謳ったのは、一体、どちらの大学の創立者か。これでは常套句だけど、福沢諭吉が泣いている、と記さざるをえない。

 被害者である京子さんが重い口を開く。

「警察にはどうか正義と真実を追求してほしいと願っています。そして、私は一日も早く元の平穏な生活に戻り、学業や好きなスポーツに専念していきたいと思っています」

 この思いが受け止められるか否か。今まさに慶応大の姿勢が試されているのだ。

特集「被害女子学生を突き放して保身! 福沢諭吉が泣いている『慶応大学』がけしからん!」より

「週刊新潮」2016年10月27日号 掲載

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最終更新: 11/2(水) 12:58

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