黄色い花の水草 オオバナミズキンバイ
鉄橋を渡る貨物列車が映る河原の池に行った
冬場は水草がなく鉄橋が奇麗に映るが
水面は初夏から次第に水草に覆われていく
一番きれいだと思うのは
アカウキクサが薄っすらと水面を覆う頃だと思う
真夏になりアカウキクサを追いやるように
緑の浮草が水面を席巻するが
これが実に困りものの外来種である
この緑色いい感じに見えるがやがて眼を覆いたくなる
「オオバナミズキンバイ」と言い黄色い花をつける
猛烈な繁殖力を持ち水面を覆いつくす
オオバナミズキンバイは
中南米原産の水生植物で、6~10月頃に直径4cm程度の黄色い花を咲かせる
葉や茎の切れ端からでも再生するほどの驚異的な繁殖力を持ち水面を覆い尽くし
他の生物の生息や漁業の障害となるなど生態系に大きな影響を与る
平成26年には「外来生物法」に基づく「特定外来生物」に指定され
栽培や保管、運搬などが禁止されるとともに、駆除の対象とされた
関西地方では琵琶湖などに定着しており
ニュースで駆除の場面をよく見る
大阪府では10年前に確認され増え続けている
日課の散歩で目にする淀川でも
昨年も大掛かりな駆除作業が為されたが
いたちごっこの様だ