この道はいつか来た道 イスラエル  | 「みの」のつぶやき

この道はいつか来た道 イスラエル 

イスラエルのパレスチナ侵攻について、12月の中頃に記事を書いてみたが、私の歴史的経緯への認識が間違っていないかと何度も見直しているうち、生半可な知識で書けるような問題でないと投稿を辞めた。

 

だが、どうしてもイスラエルの容赦ない過剰な攻撃は、一般市民へも向いているような気がしてならないので、その折に感じた気持ちをやはり書き残しておこうと思った。

 

 

◆イスラエルのパレスチナのガザ地区への余りにも見境のない空爆・地上侵攻は

かって受けた迫害を、自分たちがいま行っている様に見えてならない。

ハマス掃討を名目にパレスチナの根絶やしを目論んでいるかの錯覚に捉われる。

 

 

 

その時、こんなイラストを描いたが描き過ぎかと抵抗感がった。

ところがあながち間違いではなかった。

 

◆先月、南アフリカは国際司法裁判所へ

イスラエル軍のガザ地区への攻撃が、集団殺害を防止する条約「ジェノサイド条約」に違反していると、提訴し、判決までの暫定的措置として、軍事作戦の即時停止などを命じるよう、求めていた。

 

国際司法裁判所は26日、暫定的な措置として、イスラエルに対し、ジェノサイドを防ぐためのあらゆる措置を取るよう命じた。

 

ガザ地区の人道状況の改善や1か月以内に報告書を作成するよう求めたが、軍事作戦の即時停止までは命じなかった。

 

イスラエル側は争う姿勢を示しているが、

裁判所の判断を受け、ネタニヤフ首相は、国際法には従うとした一方、「全ての国と同じようにイスラエルにも自国を防衛する権利がある」と改めて強調し、なお攻撃を止めることなく、熾烈な攻撃を続けている。

 

自国を防衛する権利があるのは当然だが、いまイスラエルの行っている戦争行為がジェノサイドに見えるということが指摘されているのだ。

 

かってホロコーストを受けたからと言って、今の行為は免罪符にはならない。