All That Remains | ノモガクジ*オフィシャルブログ「がくじのもと」Powered by Ameba

All That Remains

日本に帰ってきました

蝉の声が日本の夏って感じだな

そして、今日は、長崎に原爆が投下された日、午前11時2分。大人達は暑い中仕事をし、
あるいは、昼食の支度をし始め、子ども達は夏休みで、外で大声で遊び回っていただろう
それぞれが、それぞれの生活をしていたその瞬間に、全てが失われた。戦争は嫌だ

今年の5月
共同監督イアンとドミニク・ヒギンズが、イギリスで制作中の長編映画"All That Remains"に、2シーンの役だがやってくれないか、と声をかけてきてくれた
喜んで引き受け、撮影のためバーミンガムに行った

この映画は、長崎で被爆した永井隆医師の物語です

永井医師を演じるのはロンドンを拠点に活躍してる役者葦沢リオくん。彼との芝居も楽しかったな


原爆被害国日本に生まれた者として、遠く離れた地イギリスでこの作品に出会えたこと、
永井医師の物語を世界に伝えたいというイギリス人の監督やスタッフの情熱に触れたこと、私が演じた昭和天皇の人生・御心を少しでも感じられたこと、ありがたく思う


永井医師の著作「この子を残して」心が震えた
http://www.aozora.gr.jp/cards/000924/files/49192_39848.html

二度とこんなことがおこらないように
この瞬間にも世界のどこかで続いている紛争がやむように お祈りします