危険! 進入禁止
私はこのブログで時折書いていますが、自転車通勤しています。いつもお読み頂いている方はご存じの方もあるかと思います。
そこで先日、自転車通勤の折に妙なものを見たので、今日はその話をさせて頂きますね。
表題にも書きましたが、とにかくその通勤中に
「危険 進入禁止」
と書かれた黄色地のなが~~~~いテープを目にしたのです。
テレビの事故や事件のニュース、あるいは刑事ドラマなどの事件現場シーンなどで、やじ馬が中に進入しない様に張られている、例の黄色いテープです(「幸せの黄色いハンカチ」とは雲泥の差です、、、少し古いですが)。
その場所はいつも通る所なので、正直ビックリしました。それは日本のどこにでもある普通の「公園」でした。その公園内の「ブランコ」に何重にも黄色いテープがグルグルと巻かれていたのです。
「誰か子供が怪我でもしたのかな、、、おそらく数か月後にはこのブランコは撤去されているのだろうな・・・」
そんな事を思いながらチャリをこいで職場に急いでいました。
そう言えば、偶然ですがつい数日前にもあるテレビ局の報道特集番組で放送していたシーンを思い出しました、この十数年で公園のブランコや滑り台などの遊具が100分の一位に激減している、との内容でした。
逆に公園には「足つぼ刺激が出来る歩道」や「背伸ばし出来るベンチ」など、お年寄り向きの健康器具が遊具に変わって増設されているそうです。そう言えば、近所の公園もこの報道番組通り遊具が減っていましたし、この「・・・歩道」や「・・・ベンチ」が設置されていたっけ、、、。
そして遊具が激減している理由、、、それは皆さんも恐らくご想像されている事と思いますが、その報道番組でも次のように市の職員が話していました。
「遊具の使用で子供が怪我をして、そのクレーム-補償等が増えている」
「いわゆる不良グループのたまり場になる」
等の理由からだそうです。
理屈はもっともだと思います。ただ、奥歯に何かが挟まったような、妙な違和感を禁じずにはいられませんでした。
「その違和感を論理的に説明しろ」
と言われても、どう説明していいのか分かりません。
とにかく私の五感が「何か違う」と言っているのです。
ですから私はこの件について彼のお父さんにお聞きしたい、そう思いました。
「彼のお父さんは何と言うだろうか、・、・?」と。
ただ、その人は、今はもう会えないのですが。。。
しかしもし会えたら、多分、こんな事を言うのではないでしょうか・・・
「これでいいのか ?」
って。
(ボンボン○○ボン ○○ボンボン)