30年前からの冷え性(大腿)が3回の施術で改善した整体治療例 | 【大阪】 整体師養成校 ジャパン・ヘルスサイエンス専門学院                      JHSC整体治療室 = 公式ブログ

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30年前からの冷え性(大腿)が3回の施術で改善した整体治療例

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◆始めに
「冷え性」…患者さんそれぞれで、冷える部位が異なります!

 

・一口に「冷え性」と言っても、一人一人の患者さんに対して緻密に問診していくと、意外な事が分かります。
それは「患者さんによって、その冷える部位が一緒では無い」という事です。
例えば下記のごとくです。

・足の小指部分が冷えます。
・仙骨の部分が冷えます。
・内股部分が冷えます。
・足先全体が冷えます。
・片足だけ冷えます。
・お尻の下部が冷えます。

などなどです。


ですから実際的には一人一人の患者さんについてしっかり原因を追究し、その人に最適の治療法を選択しないといけない、という事です。
逆に言えば、一つの治療法(サプリ、漢方、テクニック)で冷え性が治癒する事は難しい、という事です。


本コラムで紹介するケースは20-30年も前から冷え性があるケースですから、これもそのうちの一つですね。
お読みになればご理解できると思いますが、何年も改善していかない冷え性は、キチンと基礎医学的に診察をした上でその原因を突き止めてそれから治療していくと、思いのほか早期に冷え性が治癒していく事が多いものです。
その一つの実例を下記に紹介しますので、よろしくご参照ください。

ご質問、ご相談等は下記のメールにてよろしくお願いします。

 

 

60才・女性(主婦)の実例・・・「左右の太腿の内側が冷えて堪らない」

・一口に「冷え性」と言っても、様々なタイプの冷え方がありますね。今回の患者さんは

20~30年前から左右の太腿の内側が冷えて堪らない

と訴えて来院されました。つまり同じ太腿でも裏側や外側などは冷えを感じないそうです。一般的な冷え性とは少し異なった冷え性かもしれません。

前回の当コラムで紹介しました一般的な手足の冷え症例➡「冷え性(クーラー病)の原因が無くなる=「自律神経編」・・・両腕・両足の血流を回復させる整体法 の症例とは、原因や治療法も全く異なるタイプの冷え性であろうことは容易に察せられますね。


 

太腿の内側だけの冷え性、、、逆にそれが大きなヒントになる!

・ただ私たちJHSCの整体師的に言えば、意外とこのタイプの冷え性患者さんは少なくなく、今までこのタイプの冷え性患者さんを20例近く整体治療してきました。

逆に言えば「太腿の内側だけ…」という特徴的な所見がこの冷え性の大きなヒントとなり、内臓整体を施術すれば意外と簡単に治癒に導ける、という事も有って患者数が結構あるのかもしれません。

但し、重篤な疾患が隠れている可能性もあるので、必ずその鑑別診察をしてから、必要が有れば専門医へ紹介するケースを考慮する事が大切ですが。


 

3回の整体で完治、、、閉鎖動脈がポイント

・ところでこの患者さんですが、運よく3回程度の施術で太腿内側の冷え性はほぼ完治しました。そこで今回の冷え性の原因ですが、、、それは「太腿内側への血流低下」だったと考えました。なぜなら太腿内側への血流を回復させる内臓整体の施術で快方に向かっていったからです。具体的に言うと「閉鎖動脈」と言う血管を開放するような整体術を施術しました。閉鎖動脈が太腿内側に温かい血液を送っているからです。

技術的にはこの整体法は少し難しいのですが、この患者さんについては施術中から太腿内側に「熱感」が感じられたそうですので、自信を持って施術出来た症例です。

 


 

やはり基礎医学整体は面白い

・この患者さんは「太腿内側の冷え性」の原因が何十年も分からず、永年悩まれてきた訳です。でも今回の様に基礎医学を素直に考えて診ていくと、意外と簡単にその原因が推定でき、その原因を取り除く事で早期に解消できることが少なくない・・・

それが私たちJHSCが推奨している「基礎医学整体」の面白さでもあるんですね。



 

 

 

 

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