こんにちは
22シーズンチームキャプテンを務めさせていただきました佐竹一樹です。
まずはじめに、日頃より多大なるご支援、ご声援を頂きましたOB・OGの皆様、学校関係者の皆様、保護者の皆様、そして、ご指導していただきましたコーチ・SLCの皆様、誠にありがとうございました。今後とも東北学院大学体育会男子ラクロス部を応援していただけると幸いです。
さて、いよいよ引退ブログを書くことになり寂しい気持ちもありますが自分の経験を後輩たちが役立ててくれればめっちゃ嬉しいねん(京都旅行から帰ってきたばかりで昨年の武田岳都のようにエセ関西弁が出てしまいました)
たけやまさんイジリはほどほどにして自分がどんな気持ちでラクロスと向き合ったかを書いていきたいと思います。
だいぶ長くなってしまったので暇な時に読んでください。
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まず、自分が入部した決め手はというと当時の4年である大浦さんの「お金はかかるけど、その分得られるものが大きい」という言葉だったと思う。
入部してからラクロスが楽しくて週5の練習がきついと思ったことはないし、入部してから2週間後の新人戦summerではVPももらえて何より上手になっていくことを実感できるのが嬉しかった。
もっと上手くなりたいと思い授業の空き時間は全てを自主練に使ったし、2限と3限の間にある礼拝の時間でさえ自主練に充てた。
8月に右目にシャフトのエンドが刺さって右目の見え方がおかしくなっても早くラクロスがしたくてたまらなかった。
今思えば入部してから上手くなっていくのを1番実感できる一年生の頃が最もラクロスを純粋に楽しめるのかなって思う。
そんなラクロスを嫌いになったタイミングもある
1月下旬の練習中、雪溶けで泥濘むグラウンドでGB中に後ろから押されて左膝の靭帯損傷と骨折。すぐ治るんだろうと思っていた。
その後コロナ禍で練習が禁止。
正直コロナ禍で練習ができない期間はホッとした。
怪我で練習に参加できないのに同期が上手くなっていく姿を見るのが辛いからだ。
「このコロナ期間で怪我を治して身体も大きくして活躍しよう」
そう決意した自粛期間中、晴輝さんと共にトレーニングに力を入れた。
数ヶ月経ったあと周りから身体の変化について言われることが多く、自信につながった。
しかし、肝心の怪我が治らない、本当に焦った。
結局、練習再開後にもプレーができず、練習に参加しているあきのりは上手くなっていく、
挙句の果てに先輩から「お前試合に出る気あるのか」とまで言われる始末。
何でそんなことを言われてまで朝早起きして中田中央公園まで行かないといけないのか
練習がある日は起きたら泣けてくる、気持ち悪くもなってくる。本当に辞めたかったし、逃げたかった。
9月頃からようやく復帰したが、当然練習でも上手くいかない。
そんな中で特別大会を迎え、東北戦ではFOブレイクを作られ戦犯。岩手では後半一点差の場面がベンチから見ることしかできない自分。チームは5-7で敗戦。
本当に悔しかった。
そんな悔しさを感じたまま21シーズン
正直、ラクロスが好きではなく、ラクロス部という団体が好きだった自分だったが
FOの晃弥さんが引退したこと、自分がチームに何も貢献できなかったことが悔しくて、上手くなりたくて東北大のFO練にも積極的に参加した。
FO練が火曜日にあったことで週6の練習になっていたが20シーズンの悔しさや東北大の同期である怜央奈や金澤と切磋琢磨できるのが楽しかった。
新歓では先輩方に好き勝手させてもらえたし、人数も獲得できて本当に充実していた。
そしてすぐにリーグ戦
新潟、東北に負けて目標のFinal3を達成するには岩手に勝つしかないという状況、結果は一点差で負け
ましてや、1番お世話になった晴輝さんからのパスを取り損ねて失点、またチームの役に立たなかった
あの時パスを取っていたら、、、
本当に何度も後悔したし、申し訳なく思った。
そんな状態でベスト12獲得
どうして俺がベストFOerなんだろうか、取れた嬉しさはあったが全く納得がいかないものだった
「先輩方は俺に多くのことを与えてくれたのに俺はこの人達に何を返すことができたのか」
この後悔だけが残った。
そして、22シーズンを迎えた。
同期が少ない分2主将制を提案した。
俺がチームキャプテン、あきのりがゲームキャプテンを務める方向で話が進んだ。
本当に不安だった、自分自身ラクロスという競技を心の底から楽しめていないし、むしろ、嫌いでもあったからだ。
けど時間は待ってくれない、いよいよ新チームが始まる
マー君には「佐竹さん変わりましたね」
と言われたが変わるしかなかった
チームで上に立つ自分がラクロスが嫌いとは言えないし、やる気がない姿も見せることができない。
荒木さんからの「学院は自覚が足りない」と言われたことで「自覚」という言葉を自分の中で大切にした。
けど方向性が定まらない
そんな中、就活のインターン帰り、たまたま東京駅のマックで東谷と太紀とチームについて語り合った
同じような悩みを抱えていた2人との会話の中ですこし自分の方向性が定まった気がした。
オフ期間の全員との面談、朝からPCの前に座り続けて気づけば夕方、全員が「勝ちたい、こんなプレーヤーになりたい」という明確な目標が聞けて素直に嬉しかった。
そしてオフ明け、個人的にはとても楽しみにしていた
部員達はどんな姿を見せてくれるんだろうか
楽しみで仕方なかった。
しかし、変わらない練習
度重なる体調不良の欠席、バイトでの休み
審判試験も全員不合格
なぜ、応えてくれない。俺はここまでやっているのに
こう思ってしまう自分がいた。
自分が弱い人間だから他人の責任にしていた
実際は俺の力不足、
俺自身の自覚が足りなかった。
チームは崩壊、
けど
義援金という形でOB、OGに支援してもらっている以上、体育会に属しどんな状況でも勝利を目指さなければいけない
それがラクロス部
だからこそ「週5日の練習がキツイです。」と後輩に相談された時も望みを叶えてあげることができない歯痒さもあった
鈴木さんから「今年勝つのは難しい、あきのりと自分がタイトルを取ることも星さんや志田さんへの恩返しになるんじゃないのか」と言われたときには自分がその思いを持っていたらチームが成立しない。
結局、現役には相談出来ずに焦りだけが増していく
練習中苦しんでいる後輩に対して手を差し伸べることができなかったのはそうした焦りからだったと思う。
本当に申し訳ない。
なんやかんやで新歓、人数が少ない分手が回らない
マー君やあきのりが頑張ってくれたおかげでなんとか乗り切れた
感謝しかない。
そしてあっという間にリーグ戦。
勝てなかった。
チームの敗因は俺の力不足
自分の力不足がそのままチームの結果
今年もベスト12に選ばれたけど
やっぱりチームで勝ちたかった。
これだけは後悔している。
自分がどれだけ練習をしても、どれだけラクロスのことを考えても、周りを同じ目標に向かって進ませることができなかったら意味がない。
これは本当に後輩に伝えたい。
全員が同じ責任感を持って物事に取り掛かる。
それが「チームとしての自覚を持つ」ということ。
22シーズンで目指していたものが引退してようやく理解できた気がする。
後輩達には後悔してほしくない。
頑張れ
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引退試合後、星さんに4年間続けられた理由を後輩達に伝えてあげて欲しいと言われたので書いておく
個人的には2点あったと思う。
まずは、「人との出会い」
これは試合後にも伝えたけど、本当に大きかった。
ラクロスを通じて出会った友人や先輩後輩、自分にとって目標になった大浦さんや荒木さん、そして、かけがえのない同期
新人委員、学連、就活どれも出会いがあって楽しかった。
辛い時は支えてくれ、就活も共に頑張れた。
人との出会いは本当にラクロスの醍醐味だと思う。
次に「将来の自分を考えること」
これは引退後に気づいた
ラクロスが嫌いだったのに、辞めたかったのに、続けた。
それは、将来自分が辛いことがあってもやり遂げられるような人になりたかったからだろう。
将来仕事で活躍したい、稼ぎたい、いろんな経験をしたい。
いろんな目標がある、その目標を達成するためには辛いこともやらなければならない。
そんな中で自分を律して
時にはめんどくさいと思う自主練
辛い筋トレに行かなくてはならない(筋トレは好き)
ラクロスで培える力は絶対に将来役に立つ
この思いで4年間やり遂げた。
自分がなんでラクロスをやっているのかわからなくなった人は参考にしてみてほしい。
実際に俺は4年間続けた事を後悔していないし、むしろ良かったと思っている。
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最後にお世話になった人たちに感謝の言葉を述べて終わります。
志田さん
一年生の頃から先輩として、引退後はコーチとして本当にお世話になりました。生意気な態度を取ることもありましたしイジってすみませんでした。忙しい中でも毎週練習に来てくださり、支えていただいたおかげでこの一年を乗り越えることができました。ありがとうございました！
星さん
本当に感謝してます。プレーのみならず運営面でもアドバイスをくださり本当に気持ちが楽になりました。自分は星さんの言う、人としての成長することができたのでしょうか？
今度こそ個室の飲み屋予約するので飲み行きましょう！！
ケヤキもいけるように頑張ります！
鈴木さん
鈴木さんにはチームから離れた後でも気にかけていただけました。チームの中ではなかなか言いづらいこと、現実的なことも言っていただきました。ある意味その予想を裏切ってやろうと思っていたのも事実です。しかし、結果は変えることができませんでした。鈴木さんの言う社会に出ても通用する人間になれるようこれからも精進します。お世話になりました。
戸館さん
4年の初めから本格的にお世話になりましたが、戸館さんのトレーニングのおかげで4Qも走り抜けましたし、一年次に怪我した左膝の痛みも減りました。ありがとうございました。
これからもお世話になります。
大浦さん
背番号の8をいただいたおかげで4年間自分に厳しく過ごせました。また、佐川でも面倒を見ていただいてありがとうございました。選手としては大浦さんを超えることはできませんでしたが、佐川で月17万は稼げるよう頑張ります笑
ゆっぴさん
他大にも関わらず本当にお世話になりました。自分が腐りそうになった時、厳しい言葉をかけていただいたおかげでもう一度ラクロスと向き合うことができました。レッズにも誘っていただき本当に感謝しています。ディズニー行くのでペアチケットお願いします！
はるきさんと菅家さん
おふたりと菅家組で仲良くできて本当に楽しかったです。悩みを聞いてくれたり、飲みに連れて行ってくれて元気づけてくれたり、本当に支えになりました。はるきさんが仙台に来た時ぜったい飲み行きましょう！
東谷と太紀
12月にマックで話せていなかったら最後の一年、途中で部活をやめていたかもしれないそのくらい為になる話し合いだったし、気づかせてくれてありがとう。なによりも同じ悩みを共感できたことが本当に嬉しかった。ありがとう。
東はおめでとう㊗️
怜央奈と金澤 東北大FOユニットのみんな
本当にみんなとFOができたことがラクロスの唯一の楽しみだった。学院の練習に合わせてFO練を調整してくれたことには感謝しかない。スタッフの皆さんも協力してくれてありがとう。怜央奈と金澤は台原FOクラブまたやろな。
森大さんは色々ありがとうございます！！
・梅林
自分の役割がある中で相談に乗ってくれてありがとう。本当に心強かった！
俺の引退で泣いたか？
早くゴルフ行くぞ！！
やっと学院のみんなや
後輩には頑張ってほしい事を簡潔に書きました！
・田村
ネガティブにならずに物事をいい方向に考えよう、筋トレすればポジティブになるぞ！DFも強くなる。頑張れよ！
・こうたろう
工学部との移動は大変だと思うけど可能な限り練習には参加しろよー。同期とできる時間は増える事はないぞ、頑張れ。
・せいや
身体の強みを活かして最強のATなれよー、課題はパスキャだぞ、クロスを前で扱えるように壁当て頑張ろう！あと、イリピはすんなよ笑
・たいせい
一年生を引っ張っていけるようにこれからも頑張れ！1on1での間合いを意識する事これ意識するだけでもっと上手くなれるぞー、てか仙台っ子奢るわ行こな
・なおと
引退した日にメッセージありがとね！感動して泣きそうになりました。ゴーリーは難しいポジションだろうけど逃げずに頑張ってな！ナオトもたいせいと仙台っ子やな
・こうき
忙しい中でも使い方を考えれば両立もしっかりできると思う。山形期待の星なんだから頑張れよ笑
電波だか創学館か知らんけど、、、
・たざわ
工学部にも関わらず練習に参加する姿勢は本当に尊敬する。辛いこともあるかもしれないけど、乗り切ったらいい思い出になるぞ！頑張れ！
・ひよりちゃん
ラダーのメニューだったり調べてきたり頑張ってるみたいだね！あんまり喋る機会はなかったけどマネージャー経験活かしてこれからも頑張ってね。
・いつきちゃん
これからも覚えることが沢山あって大変だと思うけどスタッフには色んな役割があるわけだから自分の得意なことひとつ見つけてそれを突き詰めて頑張ってね。
・あんなちゃん
遅れて入部してくれたわけだけど本当にありがとう。自分の考えを持つことは本当にいいことだから継続して部活に必要なものを考えてみてね。後々役に立つよ！
・あおい
上級生がいないDFをまとめてくれてありがとう！本当に頼りになったし感謝することが山ほどある。22シーズンにおいてはあおいの代の要望をなかなか叶えられなかったことは本当にごめんね。23シーズンも最上級生が少ないけど自分の代になったらどんなことをしたいのかを考えてシーズンを送るとより充実したシーズンになると思うし、マー君の助けになると思うよ。本当にありがとう。たまに練習に行った時クロスワークがついたあおいが見れること楽しみにしてるぞ！頑張れよ！！
・ふじのすけ
同期が辞めていく中でよく残ってくれたね。練習中は他の人よりも厳しく接したし、辞めたくなったこともあると思う。それほどふじのすけには期待したし、主軸になってもらいたかった。そんな厳しい状況でも腐らずに続けてくれて本当にありがとう。リーグ戦でも走り続けてくれて助かったよ。これから辛いこともあるだろうけど全力で頑張ってな。ふじにとって目標となる背中は見せれなかったけど学院の8番は武井富士介と言われるように頑張れよそして大浦さんを超える選手になってな！期待してるよ！
・春花ちゃん
体調もすぐれない中お疲れ様。一年生の頃からチーム全体のことを考えてくれていたと思う。だからこそ23シーズンは実際に自分の考えを行動にまで起こせるようにしてみよう！行動に移せなかった俺が言うのもなんだけどやっぱり行動に移せば変えられるぞ！スタッフも少ない中だけどみくちゃんを支えて頑張ってね。応援してるよ。
・雅人
これから主将になっていくストレスがやばいって前言ってたけど安心しなさい、もっと辛いことがあるから笑
絶対に1人で抱え込むとパンクするからあおいとふじにも相談するんだよ、なんか相談したいことあったら俺でもいいし。帰り道一緒に自転車漕いで話したのはいい思い出です。雅人なら後輩の意見をよく聞くいい主将になると思うよ。
今年一年多くの人に支えてもらって人としても成長できるように頑張れよ！
・みくちゃん
休部してから戻ってきてくれてありがとう！
1人でスタッフまとめないといけないのは大変だと思うけど頑張ってね。嫌でも今年一年は部活中心の生活になる中で就活だったりもあるけど後輩にも仕事任せてスタッフの育成にも力を入れてみてね、そしたら学院のスタッフのレベルも上がっていくと思うよ。応援してるよ！
・みうちゃん
主務としていろいろめんどくさいことも押しつけてごめんね。面談の中で厳しい事も伝えたし、面倒くさいこともあったと思う。それでもしっかり向き合ってくれてありがとう。おかげで最後まで仕事を任せることもできて、楽になりました。セラピストはいまだにどういうものかわからない、、、
あとは
星さんいじりごめん。もうしません(多分)
結婚式よんでね！
・月乃ちゃん
酔っ払って電話かけたのはマジですまん笑
記憶ももちろんある。スタッフまとめてくれて本当に助かった。そして部活で自分の決断が正しいのかわからなくなった時によく相談に乗ってくれてありがとう。おかげで自信を持てた。自衛官なっても頑張ってね。日本を頼みます🇯🇵
元気イジリは続けます。
たのめーる大塚商会
・あきのり
学院の最後はやっぱお前やー
本当にお世話になりました。後輩に本気で怒れるほどラクロスにアツくなれて本当に尊敬していた。俺はそこまでラクロスに熱くなれないから、、、
けどあきのりが後輩に厳しい分、俺があきのりに厳しく接しないと示しがつかないと思い厳しく接していたから最後の一年は本当にやりづらかったと思う
すまない。
最後に一緒にベスト12取れたのは最高に嬉しかった
クロスも編んでくれてありがとう。
今度また飲みでも企画しようや、
ちなみにビール縛りな笑
・家族へ
おそらくこのブログも読んでないと思うけど感謝します。大人なんだから何をするにしてもお前が好きなことをしろと許可してくれ、金銭面でもかなり援助してくれた。今の家族じゃなければラクロスを続けることもできなかっただろうし、ラクロスを通じての出会いもなかった。今まで育ててくれてありがとう。人に何かを与えられる立派な人になります。そしてこれからもよろしくお願いします。
ここでは書ききれないほど多くの人にお世話になりました。
誰か1人かけていたとしてもラクロスを続けることができていなかったと思います。
本当にお世話になりました。
これからは皆さまに支えていただいた分、人に与えられる人を目指して頑張って参ります。
そして、引き続き東北学院大学体育会男子ラクロス部へのご支援、ご声援のほどよろしくお願い申し上げます。
あきのりがあきのりと俺
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みうちゃんが月乃ちゃんとみうちゃん
↓
月乃ちゃんがあきのりと月乃ちゃん
なら俺は
あ、ミス
最高の4年間をありがとう。
「Be the Light」
「FACE」
「Final3」
#戒め