慶應義塾高校ホームページより
教員紹介
「心身之順是柔道」という言葉は、慶應義塾柔道場に掲げてある目的です。柔道とは、「心」と「身体」の両方の成長がなければならない。又は、「心」と「身体」の両方が成長してこそ柔道である。といった意味であると考えます。「心」とは、「弱くてずるい自分自身の心に克つ力」や「常に自分を戒められる謙虚な心」。「身体」とは、「屈強な肉体」のみならず「鍛えぬかれた肉体を効率よく使うための知恵と技」。これらが合致してはじめて成り立つものと考えております。
柔道を志す者全てがチャンピオンになることは非現実的ですが、上記の目的を達成させることは、誰にでも可能であると信じます。日々の鍛錬によって得た力が自分を奮い立たせ、さらに自分の弱さを知ることによって、感謝や思いやりの精神が養われると思います。この様な慶應義塾柔道場に足を踏み入れてみませんか?
担当教科:体育 鏑木 文隆 [2009年3月掲載]