エージェントLINE。。。
「今日小学校の参観日だったんですよね。私は仕事で行けませんでしたが、民間委員会の人ら。。。こそこそしていたそうですね(笑)。うちの奥様が言うには 目も合わせてくれないとか(笑)。。。」
「うちの子供は江畑さんのお子さんと同じクラスで、うちの嫁さんが言うにはバツ悪そうで苦虫潰しているような感じだったらしいです。そう言われれば挙動不審な感じはしましたね。」(田沢参謀)
「江畑さんには、うちの奥様がわざわざ挨拶にいったみたいですが、無視されたそうです(笑)。」
「奥さん、猛者ですな(笑)。あの人らの中では、人を無視するのが常識なんですかね。」(田沢参謀)
「それと、竹下さんと話したそうですが、元の状態(えびちゃんじゃない)に戻りつつあるそうです。」(※第61話参照)
「田邊(父)さんは同じクラスで来てましたが、普通そうでした。『えびちゃん』ってなんですか?」(田沢参謀)
「田邊夫婦のもう1人の子とは同じクラスですが、田邊(母)さんも目を合わせてくれなかったそうですよ。というかずっと下向いていたそうです。」
「ノボルくんのママ(おとなしそうな人)竹下さんが…市役所説明会で『〜っていうエビデンスを出してください!!』て何度も激昂されて、私らがビックリして、以来エビデンスの『エビちゃん』て隠語で呼んでました。いや〜、あの穏やかそうなママが豹変してしまってむちゃくちゃ怖かったんですよ。」(重森さん)
「あぁ、エビデンスでえびちゃんか(笑)、なるほど。市役所への喰いつきぶりは聞いておりますが、激昂しているとは知りませんでした。」(田沢参謀)
「ご安心ください。元に戻りつつあるそうですよ。しかも掲示板毎日見ていたそうです(笑)。そして民間委員会が解散して驚いてるそうです。」
「良かった。落ち着いて来られたんですね。あの時は、『エビデンスが示されない数字なんて、どうやって信じろと言うんですかっ!!エビデンスを示してください!』て感じでした。」(重森さん)
「純粋に心配だったんでしょうかね、あちら側だったのでなく。」(田沢参謀)
「どうなんですかねえ。ただあちら側の人らに対しては強く怪しいと感じたようですよ。他人のフリ見て我がふり直せになったのでは。」
「ところで、次の二次の選定委員会は今度の日曜午後からでしたよね。そして『記載がない』、という1点という最低点への配点に対しての言い訳コメント(主に保護者選定委員による)ですが、これは仕様書の設問に対して応募業者の具体的な記載が無い、という意味ですか?」(田沢参謀)
「『記載がない』って言っても設問自体が大したものではなく、評価する側の資料に書かれている設問が、単に民間業者が提示した資料にはっきりと書かれていないってことなのかもと(個人的にはかなりバカらしくてどうでもいい設問とは思っているのですが…)。仮に的を得ない回答だったとしても、そこの設問の評価3点が2点になる程度のものなので、結論はそんなに変わらないはずです。」(重森さん)
「本質をしっかり抑えておけば、多少のブレは許容かと思います。プレゼンで印象変わることもあるでしょうし。よろしくお願いします。」(田沢参謀)
「明日の二次の選定委員会、西田さんと同席なので真面目(なフリ)で聞いておこうかなと。民間委員会の人ら、一次審査での私の点数が高いことを騒いでいるかもしれませんからね(笑)。あの人ら…どこか勘違いしているので、『自分たちの正しい意見が反映されなかった!』とまた騒ぎだして、来年度の委託後に過激な行動に走って皆さんが迷惑こうむりとたまりませんから…。」(重森さん)
「大したことはもうできないと思いますが、目を光らせておきます。また『キッズアカデミー』さんは大手ですからテキトーにあしらわれるだけだと思います(笑)。あの人らのコソコソしている姿勢から判断すると、もう何もできないだろうなと安心しています。」
噂好きの保護者の間では 学童でどんなトラブルが起こったのか? 何がどうなったのか? 誰がそうしたのか? そして『何それーー!!』という空気が漂うようになったのかもしれません。そして。。。私のことは。。。。健気なママさん達(じゃないけど)を懲らしめた『怖いおじさん』として認識されるようになったのかも(笑)。
(続く)