緊急役員会+民間委員会

出席者は
役員: 田村鈴本吉田宮田重森前野芹沢 合計7名
民間委員会:
中田酒田江畑熊田芝田幸田川田田邊(父)原徳田  合計11名
(※彼らの経歴は第48話参照)
 
多勢に無勢であり、ゾンビのような集団である民間委員会は。。。
「1位と2位だ〜」「得票数が絶対だ〜」「票が絶対だ〜」「票こそ保護者の総意だ〜」の一点張りで。。。。全く話が通じず。。。。
その異様なおどろおどろしい感情剥き出しの態度や姿勢に。。。。私含め役員はただ狼狽し、たじろぐばかりであった。。。。
既に理屈や道理ではこちらのいうことが的を得ており賛同者も多いはずだけど。。。。あのような異様な集団に囲まれ、しかも異常なまでに理屈が通じない会話の場にさらされると。。。。何も言葉を発することもできず。。。。いくら「得票数は参考まで」と言っても。。。。「なぜ〜、なぜなんだ〜、どうして〜、どうしてダメなんだ〜、票が保護者の総意だ〜」と一心不乱に呪文のように唱える狂信的な集団は。。。。おそらく今後の人生で二度と対峙することはないだろう。。。。。
 
近田さんとの電話を終えて、役員と民間委員会がいる場で、
 
「近田さんに打診しましたが。。。。残念ながら無理でした。なので候補者の中から『投票数を参考に』したいと思います。なので今回立候補した方の名前とそれぞれの得票数を教えていただけませんか?」
 
なんでやねん! 利害関係ないから1位と2位で決定やろ!酒田さん
 
そうだ、そうだ! 1位と2位だろう!」民間委員会メンバー
 
「選挙の結果が一番だろ! 誰が立候補したとか関係ないじゃん!」民間委員会メンバー
 
そうだ、そうだ! 関係ないだろう!」民間委員会メンバー
 
10名もの民間委員会からの怒号が飛び交う中。。。。恐ろしさで役員はただただ俯いたままであった。。。(怖いもんね)。つまり、私1人がゾンビ集団の餌食になっていました(笑)。
 
そんな中、要配慮児童の父親である幸田さんが。。。偏った人とは思いもしなかった幸田さんが。。。。
 
「選挙で決まった1位と2位を認めるべきであって、その結果を無視することは父母の総意を無視した独断的なことだ! あなたの勝手だ! 認めるべきた!幸田さん
 
と何度も何度も語気を強めての発言で、しかも普段身なりのきちんとした他市の公務員である幸田さん人を糾弾する姿勢には戸惑うばかりだった。
 
糾弾されている姿の私にみかねたレコンキスタメンバー宮田さんが。。。
 
「確かに。。。1位と2位で利害関係が認められないんでしたら。。。その結果を重視してもいいのかもしれませんね。。。。」と。
 
既に1位が重森さんということを知っていた宮田さん、2位が誰であれ重森さん側(レコンキスタ側)で十分調整できると踏んでの助け舟としての発言だった。
 
そして、更に。。。。
 
「我々は今月末で解散する! それはつい先日の会議で決めた! 我々は解散する!そして我々の方針(選挙結果)を受け入れなければ今この場で我々は解散する! それはあなたに信用されていないからだ!我々は解散する! 我々は解散する! 我々は解散するん幸田さん
 
突然の解散宣言にも大いに戸惑ったが。。。そんなふうに糾弾する人物とは思わなかった幸田さんの怒気を含んだ口調と態度に役員みんな戸惑うばかりだった。 しかも民間委員会誰1人悪びれることもなくその解散宣言に同調して頷いていた。。。。
 
 
(続く)