レコンキスタLINE。。。
「よく分からないですが、立ち位置変える必要ってあるんですか…?」(宮田さん)
「『民間委託導入失敗して委員会』という立ち位置です。市役所担当課から、実績のある民間業者さんから連絡があって見学したいとのこと、いい業者さんらしいです。さらにもう一社検討している業者さんもあるらしいです。ですが、民間委託導入。。。失敗してもらいましょう。つまり、民間委託導入されようがされまいが、どっちだっていいっていうスタンスです。「???」と思うかもしれませんが、保育内容や質がほぼ同じであれば、どっちだってよくないですか?」
「保育内容がほぼ同じであればどちらでもかまわないですが… 今回民間委託導入にならなくても来年以降再度候補になった場合、その時の役員がまた大変な苦労をされてしまうのかも…と考えると『失敗して委員会』に簡単に賛成できない気持ちです。」(吉田さん)
「私は、どっちでも良くないです。民間委託されて欲しいです。ぶっちゃけ最初はどっちでも良かったです。でも今はここまで大変な思いしたから報われたいと思うのが理由の一つ。もう一つは、来年のことを考えました。今年ダメだった場合、また来年も候補に上がる可能性ありますよね。そうなったらまた来年の役員さんが大変ですよ。役員になりたがる人が更にいなくなるし。今年の失敗を活かしてもらえるかも知れませんが、同じような思いはして欲しくないです。保育の質が変わらないなら、尚更、民間委託の方がいいじゃないですかー。今のままなら何も変わらないですが、委託されることで、委員会の役割とか、良くなる可能性あるしその可能性に期待したいです。」(宮田さん)
「でも、『保育の質が同じ』であれば 民間委託であれ、公設公営であれ どっちでもよくないですか?」
「田村さんの意図を先に聞かせてもらわないと答えられないですね。私ら実験動物じゃないので。」(重森さん)
「田村さんは、何て答えさせたいんですか?」(宮田さん)
「私もわからないので意図きかせてほしいです。」(吉田さん)
「口頭なら伝えやすいんですが…。文字で上手く書けるかな? 少し試しながら書きますね。」
「積極的に民間導入失敗してもらうには、保護者選定委員に低い点数を付けてもらわないといけないですよね。今の厳しい選定基準では、一人でも低い点数だと民間委託導入は失敗します。でも、民間導入が失敗したとしても、今まで通りの保育なので 我々にとっては何も変わらない、今年と同じです。であれば、民間委員会の人らに 頑張って民間導入を阻止してもらったらいいんです。」
「民間導入が失敗したら、「民間委員会が暗躍したから民間委託導入失敗した!」ってことになるでしょ。でも民間導入の阻止は 民間委員会の人らにとっては目的達成でしょ? そんな功績のある人たちにこそ、来年気持ちよく父母会の会長や役員になって欲しいですよね。さすが西田さんですよねー、さすが洞口さんですよねー、やっぱり会長や役員になってもらわないとねー ってね。」
「今回、民間導入失敗したとしても、市役所には『来年以降も引き続き 民間委託対象校として候補にしてください』と頭下げておきます。そうなると来年の役員の人たちは、今年同様大変でしょう。でもその役員には今の民間委員会の人たちがなるんです。民間委託導入になろうが今の公設公営であろうが、冷静に考えたら私たちにとってはそんな大したことないように思うんです。であれば、民間委員会の人らには、思いっきり活躍してもらえばいいんです。気持ちよく働いてもらったらいいんです。」
「とことん働いてもらって、民間委託導入を阻止してもらって 自ら評判を落としてもらえばいいんです。それに、保護者選定委員にまともな保護者からの立候補なんてまずでないでしょう。こちらが時間と労力かけて牽制するよりも、民間委員会の人らに保護者選定委員になってもらいましょう、そして低い点数付けてもらいましょう。民間導入失敗してもらいましょう。そして、来年は役員になってもらいましょう。」
「田村さん…、人が変わったようで私はまだ状況に付いていけてないです。一緒の気持ちでいると思っていた仲間として凄く残念です。田村さんが受けた名誉毀損のこと、お辛い内容は理解しています。でも、そんなことがあったとしても協力的な会長と民間委員会で民間委託導入となるシナリオを想像していました。残念ですが、田村さんの意向とはかなり違うようです。この内容は本気ですか? 酔ってませんよね?」(鈴本さん)
「私も鈴本さんと同じ気持ちです…。この内容は本気ということでしょうか?」(吉田さん)
第112話へ続く
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