「カキスープカレー」北海道厚岸産.辛口(北海道/2018) | 楽団長のレトルトカレー図鑑

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図説:レトルトカレー古今東西。

 

【製品情報】

有限会社高島食品(北海道厚岸(あっけし)郡厚岸町)、300g、¥600-@都下ららぽーと北海道うまいもの館2018/03、2019/02期限。

 

【解 説】2018/03/11

 


丼に開ければ、巨大な具材がパウチからゴロンゴロンと転がり落ち、時にスープをはね散らかすのは、札幌スープカレーならではの現象だ。


バジル香りそうな如何にもスープカレーな色彩とは裏腹に、意外にもJ-カレー的な香り。カレールウを思わせる其の香り、それなのにサラサラと弛いソースは、「トロミなしのルーカレー」と云った趣きで、スープカレー的に存在する一つのスタイルだ。


先ずはコクのあるスープの啜り心地、そして馴染みあるカレー的香り風味。すると、牡蠣の旨味風味がフワッと訪れる。主賓の牡蠣のエキスがスープに溶け込んで、好い味わいである。


具材は大振りジャガ芋人参が各2。人参が柔らかで好い食感だが、さして味が染みているわけでもなかった。

 


主役の牡蠣は3つ。

 


牡蠣其のものは、スープと打って変わり、香り風味がわずかに残っている程度で、完全にスープカレーの出汁と為っている感じ。出汁ガラ?(笑)。牡蠣そのものよりスープを味わう牡蠣カレーと云えようか。


美味さ★★☆、具材的旨さ★☆☆、
香り風味★★☆、旨味★★☆、コク★★☆、甘味☆☆☆、辛味★★☆、酸味☆☆☆、苦味☆☆☆。
内容インパクト★☆☆、ジャケインパクト★★☆、
価格的高級度600★☆☆、対価格満足度★☆☆、オススメ度★☆☆。

 

 

一般サイズレトルトとの比較図。此れもデカイ。

札幌スープカレーは具も中味も、そしてジャケもデッカイ道なのだ。