術後4日目 朝

 

早朝6時前の採血

看護師さんの毎朝の回診で目が覚めます

 

この日から、体温と血圧のチェックだけでなく、採血も始まりました

 

採血管数本分の血を採血します

 

冷えピタが無くなり追加購入

ここで、入院前にあらかじめ購入していた冷えピタ50枚が底をつきました

 

急遽、購買にて、冷えピタを30枚追加購入しました(これも入院中に無くなります)

 

購買で買うと通常より高くつくので、不安な方は沢山購入しておいたほうが良いかもしれません

 

 

 

 

昨日の経鼻チューブ抜去について

病室に担当医の先生がやって来て、昨日の件についての確認に来ました

 

まとめると、「思っていたより持った方だ」と言われました


最初から、耐えられないことを前提としていたのでしょうか?


なんだそりゃ...

 

初の流動食

朝食の、初の流動食が運ばれてきました

 

内容は、濃厚な栄養ドリンク(125ml,160kcal)が3本です

 

あまーいドリンクでしたが、経鼻経管栄養と比べれば天国のようでした

 

ストローが非常に使いづらかったですが、3本とも完飲しました

 

点滴の抜去

ついに、左手の甲の点滴が外れました

 

これにて、全てのチューブ類から解放されました

 

 

これで、どんな姿勢をとっても、チューブによる制約を受けることはありません

 

術後初の歯磨き

流動食が解禁されたことで、歯磨きが必要になりました

 

といっても、スプリント(マウスピース)を噛んだうえで、顎間固定も行っているため、ちゃんと磨くことはできません

 

普通の歯ブラシではなく、ブラシが小型のものを使用しました

 

これでわずかな隙間を洗浄し、あとは水による口うがいで何とかしました(うがい薬はまだ駄目だそうです)

 

 

 

 

  術後4日目 昼

 

流動食の量にビビる

昼食の時間になり、以下のものが運ばれてきました

  • あまーいジュース3本(朝と同様)
  • 100%ぶどうジュース(200ml)
  • 重湯(200g)
  • 生姜スープ(甘い・とろみ)

見た瞬間に、多っ!!と思いました

 

朝と全く同じジュース3本に加え、全体の量が約3倍になっており、かなりきつそうです

 

スプリントをつけっぱなしで食事するため、液体でも速いペースで飲めず、重湯や生姜スープに至っては、凄く時間をかけて、チビチビと吸い続けなければ食べられません

 

3時間以上かけましたが、完食できませんでした

 

毎日の診察

初めて、スプリント(マウスピース)を外して、口内を洗浄しました

 

このとき、顎は1.5cmほど開きました

 

術前と比べて、口の感覚が分からず、凄く違和感がありました

 

  術後4日目 夜

 

夜の流動食

午後6時頃、以下の流動食が運ばれてきました

  • あまーいジュース2本
  • 100%りんごジュース(200ml)
  • 重湯(200g)
  • きなこ葛湯(甘い・とろみ)
  • 介護食のゼリー
固形物無しで十分な栄養を摂らなければならないため、必然的に量が凄いことになります
 
顎間固定によって、本当に少しずつしか吸うことができず、それによって更に量が多く感じられます
 
また、味変のつもりで、購買でふりかけを購入し、重湯にかけてみたところ、ふりかけの粒がスプリントの隙間を埋め尽くしてしまい、水も吸い込めなくなってしまったため、使用を断念しました
 
介護食のゼリーも、歯を使わなくても丸呑みできそうな柔らかさでしたが、スプリントの隙間を通過することができませんでした
 

口内炎・扁桃腺の激痛

食事そのものが食べづらいことに加え、口内には大量の口内炎が発生しており、さらに扁桃腺もパンパンに腫れ上がっていました

 

これらに濃厚なジュースの刺激が襲い掛かり、激痛にのたうち回りながらの食事となり、今回も完食できませんでした

 

また、これらの痛みは深夜になって更に激しさを増し、苦痛で全く寝付けませんでした

 

この日は2~3時間程度しか眠れませんでした

 

  術後5日目 朝

 

 

鬼の形相の担当医登場

先日、昼食と夕食を残した件について、担当医にこっぴどく詰められました

 

病人の身体にはすごく堪えましたが、術後食は治療の一環であるため、きつくても頑張って完食する義務があると言われました

 

また、鼻呼吸のしづらさが酷くなってきいることを相談しましたが、「我慢するしかない」と言い放たれてしまいました


※Twitterで同時期に入院中の方達に確認したところ、病院によって対応は大きく異なるそうです

 

術後初めてのシャワー

 

そろそろ身体を清潔にしたいのと、血行を良くすることで鼻呼吸をを改善できないかと思い、共用シャワー室を予約しました

 

服を脱いで鏡を見ると、見るからに「病人」といった体格で、筋肉はやせ細り、あばらが見えていて、少しへこみました

 

お湯を出すと、数日間にわたる体の芯の冷えから、みるみる血行が改善していくことが分かりました

 

シャワーによる蒸気で呼吸困難になりそうなほど鼻呼吸が苦しく、こまめに換気しながらシャワーを浴びました

 

案の定、沢山鼻血が出ましたが、鼻詰まりは改善しませんでした(通常の鼻づまりではないことが分かりました)

 

数日分の汚れがさっぱりと落ちると、人間らしさを取り戻したような気持ちになりました

 

病室の引っ越し

シャワー室を利用している間に、病室の引っ越しが行われていました

 

術後一番ひどい状態を脱したため、ナースステーションから最も離れた、術前に一泊した部屋に戻されました

 

  術後5日目 昼

 

また、代わり映えしない、大量の流動食が運ばれてきました

 

ここで、何とか完食するために、様々な工夫を考え出し、劇的に食事しやすくすることに成功します

 

ストローを使わない

術後のストローの使いづらさは異常でした

 

物理的に吸いづらいだけではなく、吸う際の力みによって、器具の角が口内炎に突き刺さりました

 

※退院後に調べたところによると、術後のストローの使用を禁止している病院もあるようです

 

そこで、ストローを使わずに、紙パックを開け、一度持参したコップの中に移し替えて、コップから飲むようにしたところ、完飲までの時間が数分の一になりました

 

 

粘度を緩くする

共用スペースのウォーターサーバーからお湯を持ってきて、重湯や葛湯などを薄め、粘度を緩くしました

 

この際、完食することが全てなので、味のことは考えません。

 

ぱっと見の量は増えますが、今までの数倍のスピードで完食することができるようになりました

 

食事に要する時間が短縮されることで、口内炎や扁桃腺の痛みを感じる時間も短く済み、ストレスが軽減されました

 

 

  術後5日目 夜

 

夕食を済ませた後、前日の睡眠不足を解消すべく、夜にスマホを見ない・眠剤を貰うなど、安眠するための計画を立てました

 

しかし、ここで、鼻呼吸のしづらさがピークを迎えます

 

地獄の夜

あまりにも鼻呼吸ができず、一回の呼吸に20秒以上かかります

 

粘膜が完全に密着していて、空気を通る音が金属音のようでした

 

寝落ちしそうになると呼吸が止まり、心臓が爆発しそうになるので、呼吸するために、眠らない選択をせざるを得ませんでした

 

しかし不幸なことに、眠剤はバッチリと効いており、とてつもない眠気が襲ってきます

 

ナースコールをするも、オキシメーターは正常な数値を示しているようで、看護師さんにはどうすることもできず、何にも頼ることができない、安心できない夜が続きました(看護師さんが優しく、それだけが救いでした)

 

脇を圧迫する、おしぼりで鼻を温める、ツボを押す等、様々な工夫をしますが、この鼻づまりには全く効きませんでした

 

ベッドに横たわらないようにパイプ椅子に座ったり、真っ暗な病棟を徘徊したりして、気が狂いそうになりながら、空が明るくなるまで、永遠のように長い夜を過ごしました

 

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次回、術後6~7日目です。退院します。