DTM,DAWで使うPCのスペック | ギター兄ちゃんの独り言…

DTM,DAWで使うPCのスペック

こんばんわ(σ・∀・)σ

今日気づいたのですが自分の仕事用のPC(Mac Pro)

内蔵のメモリが16GBだと思ってたら32GBでしたw

ハードディスクもよくよく見たら違うかったという。。

まぁ大は小を兼ねるということで( ̄▽ ̄;)


そんなわけで先日の記事での質問で。


「音楽製作等に使うPCはどうすればいいか?」


みたいな質問をお受けしました。

質問にはお応えしましたが、この手の質問ってよく聞かれます。

なので、ここでもう少し書いておきます。

ただ私…レコーディングエンジニアであって。

ソ○マップの店員でもパソコンメーカーの人間でもございませんw

専門の知識がある訳ではなく

あくまでレコーディングエンジニアとしての浅い知識でのお話しです。

間違っていてもツッコミは必要ございませんww




各個人によってPCに必要な環境やスペックは千差万別だと思います。

俺が仕事で扱うに必要なPCのスペックは

これからDTMを始めようという方にとって確実にオーバースペックです。

逆の立場から言えばこれからDTMを始める方に必要なスペックのPCでは

俺の仕事は10分の1もこなせないし時間は何倍もかかってしまいます。

まぁそういうことも踏まえつつ自分に必要な環境を考えてみて下さい。



OSとDAWソフト
必ず共に常に最新のものを使って下さい。
OSに対して他社が出すDAWソフトやまたサードパーティ製のプラグインなど。
これらは常に最新のOSに対応されていきます。
古いものはサポートから順に外れ、いずれ使えなくなります。
またアップグレードの優待などもなくなってしまいます。
メーカーがOSに即時対応できない場合(数ヶ月以内には必ず完全対応します)
β版がダウンロード等出来るようになっているので
ソフトが使えなくなることはありません。



内蔵メモリ
最低限必要なメモリとしてはメーカー推奨の倍。
メーカーが推奨しているメモリの値はDAWソフトが内部バス処理や
オーディオ入出力処理、またタイムランを正常に働かす為に必要な値です。
よく間違われていますが。これはソフトの使用に必要なメモリ数なんです。
ソフト上で扱うソフト音源やリバーブなどのプラグインは別で考えます。

必要なメモリの計算方法は以下の通りです。


{「DAWメーカー推奨値」+「使用プラグインのメモリ推奨値×使用数」}
 ×2 + 「その他バックグランド処理に必要なメモリ量」=必要なメモリ数


これがPCでDTMやDAWシステムをストレスなく動かすに必要なメモリ数です。
プラグインや音源に必要なメモリは各メーカーサイトに記載されています。


ハードディスク
ひとまずHDDなら7200回転以上は絶対に必要です。キャッシュも32MBより64MBの方が良い。
で、必ずシステム用(OS&アプリケーション用)とデータ用に分けましょう。
システム用のHDにはOSとアプリケーション以外は絶対に入ちゃダメです。
DAWソフトのセッションフォルダは当然データ用です。
それ以外にダウンロードデータや音楽データ、画像データ、またサンプル音源のデータなど
システムに関係のないものは全てシステム用のHDには入れないことです。
複数台のHDが用意できるのであればDAWの音データも分散化した方がCPU効率は上がります。
が、そこまではデモ製作や宅録範囲ではする必要はないと思います。
HDは内蔵させるのが好ましいですが外付けでも大丈夫です。
CPUはHDに対してランダムアクセスを行います。
データの場所を探したり保存(仮保存含む)した場所を覚えておく度に負荷がかかります。
処理を分散させることで一カ所の効率が上がるってことです。
分かりやすく説明すると高速の料金所。
大量の車(オーディオのようなデータ量が多い処理)を
料金所を2つ、3つと増やしてやることで車を流れやすくして渋滞を避けると。
それぞれの料金所(HD)で効率よく車をさばくオジさん(CPU)
の性能が良いとより渋滞が起きにくくデータが止まらず効率が良いわけです。

また使用領域ですがシステム用(OS&アプリケーション用)で4分の1ほど。
データ専用のHDで半分ぐらいまでの使用が良いと言われています。
勿論、容量は多ければ多いほどHDへの負担は減ります。詰めすぎるとHDに負担がかかります。
まぁ。実際そこまでシビアに考える必要もないとは思いますけどね。
システム用でも3分の1程度の使用であればそこまでおかしなことにはならないと思います。

CPU
取り合えず最低4コアから考えましょう。
それなりに負荷の重い作業をするのであれば8スレッドぐらいあれば良い。
可能ならば実装で8コアや12コア。予算と性能で折り合いを付けて下さい。
複数台のHDを搭載させる場合それぞれのHDを管理するCPUも複数あれば
恩恵は大きいです。
 

PCについて
メーカー品でもBTOでも自作でもWinでもMacでも何でも良いです。
好きなものを好きなように選んで下さい。
ただし自作で安く高性能なPCを組み上げることは無理です。
自作のメリットは自身にあったスペックを細部まで自身で決めることができ
好きなようにカスタマイズ出来ることです。
知識がないようであれば商品になっているものを買うのが無難です。
音楽用途向けに高スペックパソコンを組むのは絶対に避けましょう。

 なぜなら楽器店や受注メーカーで売っているからwww

例えば受注メーカーで有名なDELLではDigidesign推奨の音楽パソコンが作られていたり。
また各楽器店ではこういった音楽専用にカスタマイズされたPC
自作で作るより遥かに安く販売しています。
リンクは大阪のDAWシステム専門ディーラーのものですが。
一般の楽器店やソフマップなどのパソコンショップなどでも同様の物がオリジナル販売されています。
楽器や機材、音楽ソフトだけじゃなくこういった物も見て回ると面白いですよ。



まぁこんなところで勘弁して下さいwww

偉そうに書いてはおりますが。

そんなにパソコンに詳しい訳ではございません( ̄▽ ̄;)

ちなみに自分の今仕事で使っているPCですが。


PC   Mac Pro 12コアCPU
メモリ 32GB
HD   1000GB/10,000回転 シリアルATA ×2
    500GB/ソリッドステートドライブ ×2
    2000GB/7200回転 外付けHD


こんな状態です。ちなみに自分自身のスペックは。

年齢  独身 29歳
メモリ 5MB
HD   A4ノート一冊分
CPU  梅干し2個


ですw

でわでわm(_ _ )m

STUDIO Air Room (PCサイト)
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