“過疎との闘いにあきらめはない”
徳島県・那賀町から、
地域の問題を真摯に考える、柏木岳です。
議員を減らしてしまうことへの
強い危機感があることは分かる。
しかし、それではなぜ、我々のような地方議会は
定数を減らしていくこと
を身を切る改革だと叫び、もてはやすのか?
先日の勝浦町議選結果の際にも、
「緊張感のある議会を」「丁々発止の議論を」
と徳島新聞は求めている。
丁々発止の議論を生む議会とは、
一部の強権者による寡占化ではない。
多様な意見の反映から来る熟議によって、
議論も議員も洗練されて行くことだ。
我が那賀町議会は、
町長提案が100%の賛成を持って通る議会ではない。
それどころかおかしな議案は否決され、
より良くなるように修正され、
そして議員の側から条例提案がなされる。
過疎地の本県として、
国会議員が少なくなることが
国政へ代弁してくれる機会
「オール与党だから議員を減らせ」
は、我が町にはもうない。
そして、県下25自治体において、
議会改革度ランキング第3位。
議会改革委員長として、
さらにまだまだ改革の手を止めず突き進んでいくから。
だから、この大見出し
「地方の声 届かない」
を町議会にもくれませんか、徳島新聞社様。
あなた方の「地方議員削減」の大合唱が、
国政において少人口県の議員を減らす
ベクトルと同じであることに早く気づくべきです。
(徳島新聞2015年7月10日朝刊27面を引用しました)
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