こんにちは!

札幌で数ヶ月前まで日本語教師をしていた者です。
この度、インドのチェンナイという町で日本語を教えることが決まり、これを機にインドでの生活をブログで発信することにしました。
かねてから、海外で日本語を教えたいという思いを持っていましたが、今はそれがようやく叶ったということで、非常にわくわくしています。

さて、ここで少し、私が移住するチェンナイについて紹介したいと思います。
チェンナイは南インドにあるインド有数の大都市です。

 

 

色々な方から、「チェンナイに行く」と話すと、「チェンマイ?」と間違えられるのですが、「チェンマイ」はタイの町ですアセアセ 
このことからもわかるように、デリーやムンバイといったインドの大都市に比べ、チェンナイは、そこまで日本人にとって、馴染みのある町ではないかもしれません。

それでも、Wikipediaを参照すると、チェンナイについて、以下のようなことが書かれています。

・インド有数の世界都市である。
・2018年の都市圏人口は約1330万人であり、同国第4位である。
・「南インドの玄関口」「南アジアのデトロイト」「インドの健康首都」「インド銀行業の首都」の異名を持つ。
・自動車産業、情報技術産業、ビジネス・プロセス・アウトソーシング業が盛んである。

「チェンナイ」(2023年2月12日(日) 5:18 UTCの版)『ウィキペディア日本語版』

これを見ると、チェンナイが自動車産業やIT産業が盛んで、今のインドをリードする大都市であることがわかります。
特に、「南アジアのデトロイト」という名称はかっこいいですね びっくり

続いて、インドの言語といえば、ヒンドゥー語を思い浮かべる人もいるかもしれませんが、ヒンドゥー語は主に北インドで使われていて、ここチェンナイでは、タミル語という言語が主に使われています。
言語を始め、北インドと南インドとでは、気候や食文化など、異なる点も多いようです。
特に、南インドの人は北インドの人に比べて、穏やかな人が多く、日本人も過ごしやすいというのはよく聞きます。
タージ・マハルやバラナシなど、メジャーな観光地が集中している北インドに比べ、南インドはそこまで有名な観光地がなく、観光客相手の詐欺師なども少ないため、南インドの印象が良くなっているのかもしれません。

 

ここまで色々とチェンナイや南インドについて書いてきましたが、私自身、インドは初めてではありません。

今から7年前の2016年に、一度インドを訪れたことがあるのです。当時、バックパッカーをしていた私は、世界周遊の途中でインドにも立ち寄り、北インドを中心に、約3ヶ月インドを旅しました。

 

その時の思い出の写真とともに、インド旅を振り返ります。

 

 

インドではもちろん、タージ・マハルで定番のポーズを取ったり…

 

 

ヒンドゥー教の聖地バラナシで沐浴を見たり…

 

 

インド名物の野良牛や野良犬にもたくさん会いました。

 

 

色々なカレーも食べました。(上は北インドのカレー、下は南インドのミールス)

 

 

インドの路上床屋を体験したり…

 

 

時には、独特な髪型にされたこともありましたてへぺろ

 

 

発展を続ける大都市の陰には、貧しい暮らしを強いられる人たちもたくさんいて、貧富の差を嫌でも感じさせられました。

(写真はいずれもムンバイ)

 

 

路上にゴミの山があったりと、衛生面の問題もあります。

 

その他には、下痢と高熱に苦しみ、人生で初めて緑色の便が出たり、詐欺師に(おもちゃの)指輪を買わされそうになったりと色々ありましたキラキラ

 

こんなカオスな国インドは、人によって好き嫌いが分かれる国とよく言われます。

もう二度とインドなんか来たくないと思う人もいれば、インドにとことんはまる人もいます。

 

私はというと…、はまるというほどではないのですが、インドは大好きな国の1つになりました!

旅行中は、ぼったくりや人の多さや町の汚さなどにうんざりすることも多々あったのですが、なぜかインドを離れると、またインドに行きたくなってしまうのです。私も結果的に、インドで仕事が見つかり、自分自身もそこで働こうと決断したということは、インドに縁があり、その魅力にはまっているのかもしれません。

 

今回着任するチェンナイはもちろん、南インド自体私は初めてですし、仕事での居住と各地を旅するのとでは、またインドへの感じ方も変わってくるのかもしれません。それでも、このカオスな国、インドへの再訪を2日後に控え、わくわくしている自分がいます。つらいことも楽しいことも含め、刺激だらけのインド。今回も思う存分満喫してきたいと思います!