先日、子ども達のピアノの発表会があった。

今回は娘は出演適わず、息子のみの参加。

最高学年高校2年生、2教室合同の舞台でも男子はまだあどけない少年2人と息子だけ。

勉強に部活に課外活動と、あまりに忙しすぎて迎えた当日、発表会の曲目アラベスクはどう贔屓目にみても未完成。

それでも舞台に上がる勇気にまずは拍手。

そして、14年間ピアノを続けてきた根気にも拍手。

ドュビッシーには申し訳ないが、もはやアラベスクを聞いていただくことよりも、

超絶忙しい高校二年生男子がずっとピアノを習い続けて学校帰りに発表会の舞台に上がる、

というそのこと自体に拍手が送られていたのだと感じた。