人間は、自殺ができる生き物です。
自殺にもいろいろ、やり方や経緯や理由があって、一概にひとくくりにはできません。
私は、死や自殺は怖くありません。苦しみだけか怖いです。
「自殺は非」というステレオタイプの人生訓やら宗教的見解には、納得できません。
「〇〇してはいけない」という人間のエゴは、誰にでも湧き上がる感情でしょう。
「人を殺してはいけない」
「いい学校に入らなければいけない」
「親孝行しなければいけない」
「まじめに仕事をしなければいけない」
そして、
「自殺をしてはいけない」
過去にたくさん自殺をされた方、生きている人間のエゴに殺されたのかも知れませんね。
「自殺をしない方がいい」
少しやわらかい表現に聞こえますが、やっぱりエゴから発せられた言葉です。
「悪い子と友達にならない方がいい」
「ホームレスには近づかないほうがいい」
「風呂には毎日入ったほうがいい」
うんざりする教育ですね。
自殺がいけない理由として、こんなことも挙げられます。
「親が悲しむから」
「この世に生まれてきた予定(ストーリー)に反するから」
「当然のことだから」
自殺をしなくても、子が亡くなれば悲しむ親が多いでしょう(全てとは言わない)。自殺をすることをこの世に生まれてくる前に決めてきたと言ったスピリチュアルな考えもあるでしょう。「当然」とは、人の数だけある価値観でしょう。
何が言いたかったか。
自殺という選択肢もあるということを認めると、たぶん日本の自殺率は減る抑止力となる思ったからです。
30代半ばに、生きることも死ぬこともできなくなったこと経験のある私もの思いです、