音像がおかしいAirbowのパワーアンプAP-505 Specialは,チェックしてもらうため4月22日に逸品館に送り返した.それから三週間以上たつがまだ帰ってこない.連休前に一回連絡があって「改造したところを一か所ずつチェックしています」とのことだったので症状は確認されたのだろう.

 

MacBook Pro 13を手放したので,ノートPCがThinkPad T16 gen 1 AMDの一台になってしまった.常勤だったときは大学のノートPCで講義をしていたが,非常勤だとバックアップも自前で用意しなければならない.早速新しいThinkPadを注文するが,Tシリーズの14型と16型で迷う.T16 gen 1 AMDは実測1.83kgある.持ち運ぶことが目的ならT14 gen 5の方が1.32kgとMacBook Pro 13より軽いので楽だろうが,13.3型が狭く感じるのに,わずかしか大きくない14型で満足できるものだろうか.

 

T16だとIntelのみだがgen 3がでている.スペックを注意して比べるといくつかの点でgen 1より良くなっている.

 

(1)gen 1より数ミリだが小さく,また軽くなっている.

 

T16 gen 1: 361.9 x 255.5 x 20.5,  重さ1.81kg~

T16 gen 3: 359.7 x 250.8 x 19.64 重さ1.63kg~

 

1.63kgだとgen 1より約200g軽く,5~6年前に使っていた14型のThinkPad A485とほぼ同じ重さである.さらにさかのぼると11年前に使っていたThinkPad X230(12.5型液晶)に大容量バッテリーを取り付けたのともほぼ同じ.

 

(2)次に,3840x2400ドットの高精細有機ELディスプレイが選べる.僕のgen 1は2560x1600だからドット数が2.25倍になる.

 

(3)メインメモリがSO-DIMMで最大64GBまで装備できる.gen 1 AMDはオンボードで8/16/32GBの3種類から選ぶ形だった.

 

というわけで,かつてのサブノート並みの重さで4K+αの解像度のディスプレイをもつ「僕が考えた最つよのノートパソコン」がついに実現するわけだ.多少高くても思い切って買おう.CTOのスペックは表1を見てほしい.

 

表1.CTOで注文した仕様.

 

Intel CPUはA485の前に使ったX270以来久しぶりである.Intel CPUの高速化機構を突く脆弱性Spectre/Meltdown以来AMDを選んでいたが,T16 gen 3 AMDはまだ発売されていない.Intel CPUも対策できるところはしているし,逆にAMD CPUに固有の脆弱性も見つかっているから,もうどちらでもよかろう.同スペックだとAMDの方が一万円くらい安いのが通例だが…

 

値段は高くてMacBook Pro 13に近い.これでもSSDは交換を前提として最小の256GBにしてある.自分で単体の1000GBに交換すると初めから1000GBを載せるより約3万円節約できる.メモリも同じことができるが,こちらは32GBで買うのと8GBで買うのでは差額が26,400円のところ,PC5-5400 SO-DIMM 16GBx2が18,000円くらいして自分で取り換えても8,000円くらいしか節約できないので最初から32GBにした.

 

これでそう遠くない日にノートPC2台体制に戻る.