2013年から使っているブルーレイレコーダーSONY BDZ-AT950Wの調子が悪くなった(写真1).リモコンで一番大事な決定ボタンを押しても反応しない.他にもいくつか使えないボタンがある.本体には操作ボタンがない.決定ボタンが押せなくてもすでに録画してある番組は見られるものの,新しく録画することやBlu-Rayディスクへのダビングができない.

 

写真1.SONY BDZ-AT950W.

 

ブルーレイレコーダーの売れ行きは落ちているらしい.テレビにハードディスクを接続すれば見逃したくない番組の録画はできるので,光ディスクを使わないと決めればレコーダーは必要なくなる.自分の使い方を省みてみると,ストリップ関係の番組を録画して光ディスクに焼き,劇場に誘いたい人に渡すことがある.ストリップの番組などたまにしか放送されないが,これができなくなると淋しい.ところがこの頃は渡しても家でブルーレイを見られないという人がけっこう多くてDVD-Rに焼き直すことが多い.パソコンで見るのだろうが,DVDドライブ内蔵のパソコンも減っているのでいずれ渡しようがなくなるだろう.今回は買い替えることにするが次が最後の一台になるかも知れない.

 

そういうわけで価格コムで調べてみるが,11年経っているのに新機能は4K放送対応くらい.REGZAとパナソニックは全録機を出しているが,今ではTVerもあるし必要ないだろう.あまり考えすぎないようにソニーの売れ筋ダブルチューナー機BDZ-FBW2200を購入した(写真2).2023年モデルで購入価格は78,800円(送料無料)だった.4K非対応なら安いのがあるがそれだとBDZ-AT950Wと変わらなくなってしまう.HDD容量が2TBと11年前に比べて2倍にしかなっていないのはどういうことか?4TB,6TBなど内蔵HDDが大容量の型は値段が急激に高くなるのでUSB HDDを外付けしてくれということだろうか.

 

写真2.SONY BDZ-FBW2200の外箱.だいぶ小さくなっている.


裏の端子群を比べてみると,アナログ端子がないのでAT950Wに比べてだいぶ整理されている(写真3).AT950Wを取り外してFBW2200を設置する.AT950Wはブルーレイレコーダー同士の接続には対応していないし故障でBlu-Rayディスクも焼けないので録画されている番組は諦める.

 

AT950Wは有線LANにつないでも大したメリットがなかったが,FBW2200では番組情報を取ってきたりするのに必要なので無線LANで接続した.いずれハブを用意して有線でつなぎたい.

 

写真3.上が新しいFBW2200,下がAT950W.

 

FBW2200はまだ設定しただけだが,起動が早いのにびっくりした.電源モード”バランス”でも5秒で起動する.昔のBDZ-L95は2分くらいかかった.

 

今日は,もう一つLEDシーリングライトを恩師の自宅の居間に設置した.今一押しのオーデリックSH8339LDRである.もともとついていた蛍光灯シーリングライトは40~50年くらいたっていそうなもので,20Wの直管蛍光灯を5本付けられる(写真4).

 

写真4.恩師の家で今まで使われていた蛍光灯シーリングライト.

 

5本あればもとはけっこう明るかったと思うが,カバーを外してみると2本しか入っていない(写真5).

 

写真5.実際には2本しか取り付けられていなかった.

 

器具の古さから考えて蛍光ランプ交換より断然LED化だろう(写真6).10畳間に18畳用のSH8339LDRだから過剰なようだが,高齢者が読書をしたり手仕事をするには若者の二倍の明るさが必要だというからこれでよい.光量も光色もリモコンで自由に変えられる.ただ天井に前の器具の形が残ってしまったのは遺憾である.

 

写真6.SH8339LDRの大きさはΦ580mmで元の器具より一回り小さい.