今日は1階和室のロールスクリーンを交換した.写真1は新調したターコイズのロールスクリーンである.260cmの幅広タイプで2枚になってすっきりした.昇降用のチェーンは中央の柱に寄せてあるので,一か所で左右とも操作できる.幅広タイプなので一人で取り付けるのは難しかっただろうが,丁度今日PCを組み立てに来ていた大学生に手伝ってもらった.感謝.

 

写真1.新調したタチカワRS-8728 ライフ/ターコイズ.

 

元のロールスクリーンを写真2に示す.柄物で,故障こそしていないがかなり色あせ,反ってもいた.幅130cmのが4枚あった.両端のロールスクリーンは昇降用のチェーンが両側の柱に沿って垂れているので上下するには歩く必要があった.

 

写真2.1階和室の初代ロールスクリーン.

 

ターコイズは好きな色だが,果たして和室に合うのか.調査した結果,京都・奈良の寺院で青い障壁画をもっているところが少なくとも五ヵ寺あることがわかった.なのでこの組み合わせはアリ.

 

(1)奈良・唐招提寺

 

御影堂の障壁画は日本画家東山魁夷が全68面を1971年から足掛け11年かかって製作したものである.そのうち”涛声”と題された一部がまさにターコイズ (1975).

 

 

(2)京都洛北・大徳寺聚光院

 

日本画家千住博による”滝”と題された障壁画 (2013)

 

 

(3)京都東山・建仁寺

 

染色画家鳥羽美花による“舟出”と題された障壁画 (2014).

 

 

(4)京都西陣・興聖寺

 

写真家杏橋幹彦が奉納した海中写真をもとにした障壁画.製作年不詳.

 

 

(5)京都東山・高台寺