QNAPのNAS TS-253Beのもう一本のHDDも交換した.同じSeagate IronWolf 4TB ST4000VN006である.元のドライブは3TBのST3000VN007で使用時間は31,541時間(写真).

 

写真.左が旧ドライブIronWolf 3TB(2020年1月製造),右が新ドライブ同じくIronWolf 4TB(2023年8月製造).新しい方が厚みが薄い.

 

1番のベイから旧ドライブを外してマウンターを新ドライブに移してまたベイに挿したが,ひょっとみるとマウンターのパーツが余っている.取り付けが不完全だと気づいたので慌てて新ドライブを引き抜いたがこれが悪手.パーツを取り付けて再度挿入するが,アクセス中に引きだしたため新ドライブにエラーのマークがついてしまい,RAID1の再構築が始まらない.

 

一体どこにマークが記憶されているのか,新ドライブを完全消去しても消えないしNASの設定を初期化しても消えない.検索してみると,QTSのコントロールパネルからストレージ&スナップショットの画面を開き,ディスク/VJBODのタブを選んで1番ドライブを選び,アクション-->不良ブロックのスキャンを選ぶと,スキャンの実行前に”正常だったらエラーのマークを消す”という意味のダイアログボックスが出るのでそこではいを選び,スキャンが正常終了すればマークが消えるとのこと.

 

この件に関しては自分の頭で考えるより検索した方が早かったようだ.おかげで新しいドライブを無駄にせずに済んだ.

 

NASのディスク容量は3TBx2から4TBx2に増えたが,保存してあるデータは主に写真で200GBくらいしかないので,NASじゃなくて外付けSSDに保存すればいい気がする.NASを導入したときには外付けSSDはまだなかったので,最初から間違っていたわけではないが,今のNASが寿命に近づいたら買い替えるかどうか検討しよう.