昨年に引き続きシーリングライトのLED化を再開.昨日は2基交換した.

 

まずは初オーデリックのOL291345WRを内玄関に取り付け.これは明るさ4,850lm,消費電力44Wのシーリングライトだが,平均演色評価数Ra94で色温度は温白色3,500K固定(写真1,2).2月に交換した一階廊下のダウンライトが3,500Kなので,それに合わせた.内玄関に長くいることはないので調色は不要と考えた.価格は11,460円.樹脂カバーはΦ500mmと小型.調色できるOL291345Rでも12,060円で価格差は小さい.

 

写真1.OL291345WRのセードを外したところ.

 

写真2.点灯したOL291345WR.

 

これまで内玄関についていたシャープのDL-AC602Kは三階の個室2に持っていった.

 

次にコイズミのAH52388の二基めをPC部屋に取り付けた.PC部屋は8畳でAH52388に適した広さである.これまで使っていたパナソニックのHH-CG1237Aをリビングに移動し,リビングで使っていたDL-AC602Kを三階の個室2に持っていった.これは16,112円で,去年の11月には14,416円だったので値上がりしている.

 

二基あるDL-AC602Kを個室2に集めて,ナショナルHFA6076という蛍光灯のダウンライトを置き換えたわけである(写真3).三階の個室2は使っていない部屋なのでDL-AC602Kにとっては左遷になるが,これはチープな外観を考慮した結果である.HFA6076は70型ツインパルック蛍光ランプを使った電球色のシーリングライトで6,400lm/64Wなのに対してDL-AC602Kが6,099lm/46.5Wなので数値上はHFA6076の方が明るいが,前者はランプの全光束なのに対して後者は器具から出る全光束なので,実際にはDL-AC602Kの方が明るく感じる(写真4,5).

 

写真3.三階の個室2に取り付けられたシャープのDL-AC602K.


写真4.点灯したナショナルHFA6076.電球色である.

 

写真5.HFA6076のセードを外したところ.

 

以上が昨日のことで,蛍光ランプのシーリングライトはあと3基となった.これらを置き換えるLEDシーリングライトを連休明けに注文するつもりだが,その参考のため今日は東京都杉並区にあるオーデリックのショールームに行ってきた.OL291345WRは最もベーシックなモデルだが,和室にはデザインに木などを取り入れた上級モデルの方がいいのではないかという気持ちもあるので実物を見てきた.

 

気になったのは,オーデリックのシーリングライトに共通して,LEDの配置の関係かセードがドーナツ状に光っていて中央部が暗く見えることだ.Φ500のOL291345WRでもそれは見られるがもっと大型のセードだとより顕著で,角型のセードでもドーナツ状に光る.そう思ってカタログを見ると露出オーバーでほとんど飛んでいるためわかりにくいが,確かに中央部が薄っすら暗くなっている機種がある.似た形状でもコイズミAH52388ではその傾向は見られない.

 

木など使った上級モデルでもそれほど高級には見えなかった.むしろデザインの自由度が増えることによる難しさがある.また,上級モデルではセードがフラットな形状のものが多く,周辺への配光が少なくなっている懸念がある.そういうわけでオーデリックの角型はあまりお勧めできない.

 

まあ,お客さんに上がっていただくことは年に二,三回しかなく,自分しか見ないのだから上級機種など不要ではある.