2012年から使っていた掃除機は弟が買ってきてくれた東芝のVC-KA1である(写真右).これは当時としてもシンプルな機種で,吸い込み口には回転ブラシがついていない.故障はしていないがそろそろ新しいのに替えようと思った.
写真.右がこれまで使っていた東芝VC-KA1,左が購入した日立CV-KP300J.
新しいのは日立のCV-KP300J(写真左)である.今はコードレスのスティック型掃除機が人気だそうで,確かに階段の掃除などには便利そうだが,バッテリー持続時間が短く吸引力も弱いそうなので選ばなかった.キャニスター型でもサイクロン式と紙パック式が選べるが,VC-KA1もCV-KP300Jも紙パック式である.
購入したCV-KP300Jは2021年6月発売の型で,現行機種は2022年6月発売のCV-KP300Kである.あえて一つ前の型の流通在庫を押さえた理由は,KP-300Jでは1.5Lだった集じん容積が,KP300Kでは1.3Lに縮小しているからである.多分軽量化のためであろう.VC-KA1は1.6Lあったから,時代とともに縮小傾向である.三菱電機の紙パック式掃除機は日立の掃除機より小型軽量であるが現行機種でも1.5L確保している.三菱にしなかった理由は,三菱の掃除機は2016年に研究室用に購入したのに対して日立の掃除機は未経験だったためである.
VC-KA1との違いは,(1)ヘッドが自走式になったこと,(2)延長管が伸縮できること,(3)吸い込み仕事率が470W~90Wから650W~120Wに強化されたこと,(4)それにもかかわらず騒音が69dB~58dBから65dB~60dBに下がっていること,(5)新機能ではないが,KA1では省略されていたごみ捨てランプがついていることである.