*すいません、今日は手抜きの再掲載です、また田舎行きです。

 

 

 お父さん、たい焼きが食いたい

しょうが無えなあ、このほうき持ってって

店、掃はかしてもらいな。

 

こんにちわ、

おじさん、お店のまわりを掃いてもいいですか

おお、いいけどよ、あっ、お前たい焼きが欲しんだな

うん、そーだよ

よおし、丁寧にやるんだぜ

おじさん、終わったよ

おお、きれいになったな、ありがとよ

この袋に白あんと黒あんが入っているからな

おじさん、ありがとう

 

ただいま、お父さん白と黒どっちがいいかい

おお、俺はいいから、母さんと食べな

 

みぞえ画廊 福岡・東京 / ベン・シャーン

 

お母さーん、たい焼きだよー

(あっ、やばい、母ちゃんに知れたら二人とも大目玉だぞ)

 

 

*僕は子どもにお金を上げたことがありません。

貰ったことはありますがね。

 

息子が小学生の時、

日曜日の朝、お父さんこのコップ貰って良い、と聞いてきました。

おう、いくらでも持って行け。

その頃は酒屋をやっていて、コップはキリンレモンの景品デイズニーキャラクターでした。

問屋のにいちゃんには中元お歳暮を上げていたので、お返しのつもりなのでしょう、

これ使ってください、いつも景品が余るとトラック一車持ってきてくれたのです。

 

夕方、お父さんハイと2000円くれました、見ると分厚い1000円札の束を持っている。

なんだこれと言うとコップをシロウト市で売ったんだと、4000円の半分だと云います。

子どもでも参加できるのか、いや、お父さんの名前で申し込んだんだ、

うーん、名前の使用料は今回は只だ、店の名前を使う時は高いぜと云いました。

もちろん、母ちゃんにはナイショだからな。