食べることとは僕らが生き続ける為の手段のひとつ、
そしてそれは命あるものを食べること、
つまり生きているものを殺して食べなばならない。
日本は食べ物が豊かな国、
腹を減らすということが無い地である、
さらに水が豊かにあった。
だから日本料理の基本は包丁、
生きたものを味を損ずることなく食べるということ。
ただし料理と云えるのは人が火を使うようになってから。
火を使うまでは人類は森の中で暮らし、
一日のほとんどの時間を咀嚼に使っていた。
火を使うことで食事時間が減って森から出ることになる。
野菜を湯にくぐらせればお浸しだ。
これなら大量の野菜を摂ることが出来る。
酵素だけを殺すことで栄養を残すのだ。
酵素がある間は細胞を活かす為ビタミンミネラルを消費してしまうから。
日本料理は酵素を活かすものと殺すものに分けられる。
豊かな自然のお陰で日本人は酵素を自分で出すことが出来ない。
唾が大量に出る大陸人とは違うのだ。
大陸人は死んだものを食べ続けても生きていける。
アングラサクソンなどはその典型だ、だから世界征服も出来るということだ。
まあ貧しさが彼らの動機なんだけど。
ただし火のお陰で食べ過ぎにもなる、野生の動物に肥満は居ないが、
人間と家畜には肥満が生じ、ついにはガンにもなるということだ。
現代人の問題点は欧米型になったせいで加工品を食べることが多くなったこと、
加工品は保存品でもあるからその全てに保存料、殺菌剤が使われている。
古来からの乾物と云われるものの中にもより長期に保存するため
使われるようになった。
醤油や味噌と云ったものでもカビが生えないものには使われている。
だから病気にならない為には腐らないものを食べてはいけないということだ。
カビが生える味噌をカビを避けて食べるというのが正しい食生活だ。
戦後食べるようになった小麦や肉や乳製品や外国の果実は日本人には向かない。
そのせいで多くの病気が生まれている。
もちろん今でもパンが合わない欧米人もいるがそれはわずかだ、
合わない欧米人はすでに滅んでしまったのだ。
これを淘汰と云うが日本人がわざわざ欧米食に挑む必要があるのか。
今コロナワクチンに日本人が挑んでいるがその必要があるのかということと
同じだ。
どれだけの日本人が生き残れるのか淘汰の歴史を繰り返すのか、
古来からのものだけ食ってれば先人がならなかった病気にはならないのだから。
僕たちがここに居るのも先人たちの淘汰を経たお陰だからね。
縄文人だって狩猟をして肉を食ったという馬鹿が居る。
縄文の遺跡に獣を取った形跡が無い、獣骨も無い。
そんな危険を冒さなくても良かったんだ。
矢じりだって爪の先のような小さなものばかりだ。
縄文人にとっての狩りというのは貝や昆布を拾うこと。
クリやドングリを拾うこと、紅葉狩りなんだよ。
どんぐりを食って死んだ祖先もいるだろう、
死なない者だけが生き残って今の日本人が居るんだ。
ワクチンもコオロギにも挑戦しようというのなら覚悟を決めてからね。
肉や果物と云ったエネルギーの多いものは注意して食べなくちゃいけない。
北の国では果物を決して生では食べないだろ。
風土に合わせて食べ物と食べ方があって初めて生きられるのだ。
エスキモーの生活だって僕らは一日だって出来ないのだから。