干し柿の販売を終えた。

これは亡き妻もおふくろも好きだったから終生続けるつもり、

おっと、おふくろはまだ生きていた、でも固形物が入らなくなって

好きな柿は熟柿をスプーンですするだけになっちゃった。

 

干し柿は日本式に作っていたがシナの作り方にも興味がある。

剥いた柿を干して蒸してをニ三度繰り返すのだそうだ。

食感はねっとりとした羊羹であり、とても美味しい。

栄養価もこちらの方が高いだろう。

湯をくぐらせるお浸しと同じ、熱で酵素を殺してしまうから

ビタミンミネラルがそのまま残るのだな。

来年まで研究だな。

 

 実は今夜勤で働いている。

増税ばかりもう稼ぐのは止めだと広言していたが、

能登の地震でおのれの無力を感じてしまった。

貯蓄は要らないとある金は残さず遣っていたが、

多少の貯えが必要だと思いなおした。

まあ、友人から高額のバイトの紹介があったんだ。

国立大学の入試用問題を見張るんだ。

二交代で僕は夕方から翌朝まで、3月の試験日までの仕事だ。

 

施設に入ってるおふくろの状態次第ということになるが

温かくなって自宅に戻すことが出来なければ、

仕事が終わり次第、柿の売り上げと給料を持って能登へ車で

走ろうと思っている。

車には九州の産品を満載していこうと、積めるのは300キロまで、

何にするべか考えているところだ。

 

今はそういうことで年末購入した古民家は手つかずだ。

ゲストハウス、核戦争の避難所というところか。

 

とりあえずこれが梅雨迄の予定、

梅雨の季節のものはみんな一年を通じて食べることが出来る。

梅雨は工夫のしどころだからね。

 

そんなこんなの建国記念日、

さあ今日も夜勤は続く、読書だけは夜勤の間に出来る。

昨日からは北方謙三の藤原純友の小説だよ。