今日も失敗してしまいました。

上からものを云うてしもうた。

またまた嫌われ者人生ですだ。

上から云えるのはこのブログだけですだ。

 

福祉施設から呼ばれて行きまして、用事を済ませた後

みんなとお昼を食べていきなさいと云われました。

知的障碍者、昔なら知恵遅れの社会復帰訓練施設です。

となりで食べてる子どもに女の介護員がもう少し噛んで食べなさい、と

強く指導しています。

鶏のから揚げを少し噛むだけで丸呑みしています。

 

つい口をはさんでしまいました。

それは無理ですよ、彼は口で呼吸していますから

飲み込まないと呼吸が出来ないのですよ、

見れば分かるじゃないですか。

口呼吸を治すことが先ですよ。

あるいはから揚げを小さく切ってあげることですね。

 

おばさんの顔色が変わりました。

部外者のジジイが何を言うんだ、という顔です。

こりゃあいかん、またやった、ジジイは早々に退散しました。

 

昔から知恵遅れは口呼吸と相場が決まっています。

学校でも勉強が出来ないものは口呼吸です。

アホ面とは口の開いた姿です。

蓄膿症(鼻づまり)は勉強が出来ないと云われましたが、

鼻が詰まったら口で呼吸してしまうことが原因です。

 

僕も蓄膿症でした、扁桃腺の手術をするまで。

それまでクラスの落ちこぼれでした。

昔は蓄膿症の子が多かったんだ、何で最近は減ったのか

うーん新しい疑問が出てきたぜ。

 

呼吸には外呼吸と内呼吸があります。

体の中で細胞に酸素をいきわたらせることが内呼吸です。

口呼吸では内呼吸がうまくいかないのです。

細胞に酸素が十分行き渡りません。

 

僕はこれを日本病だと思っています。

外人に口をぽかんと開いた者はいないよねえ。

出っ歯にも為るし。

 

動物のなかで人間だけが口でも呼吸します。

人間は会話をするからです。

 

でもみな赤ちゃんの時はおっぱいを吸いながら鼻で呼吸しています。

昔はおっぱいを吸いながら言葉もしゃべったのです。

江戸時代など長い子は5歳くらいまで本人が乳離れするまでやっていたといいます。

当時の外人の日記に子供が片手のいもを食べ食べ交互に母乳を吸っていたと書いてあります。

これは今なら欧米でこんな大きな子がおしゃぶりを咥えているのかよ、という姿です。

 

日本人が外国に行くようになって久しいがみんな何を外国で学んで

帰ってるのか。

おしゃぶり姿を日本人は嫌いますがおしゃぶりは鼻呼吸練習器なのです。

子供を知恵遅れにしてどうする。

蓄膿症が良くなって子供の勉強が出来るようになったと日本では云われます。

そうじゃなくて鼻呼吸が出来るようになって脳の細胞に酸素が充分いきわたる

ようになったのです。

 

乳離れとおしゃぶりはセットなのです。

欧米ではあんなに普及しているおしゃぶりを日本では厚生省も学者も医者も言いません。

知恵遅れは金になるということかしら。

 

まあ、僕はおっぱいを吸う子の口にご飯を持って行き自然に乳離れさせるのが

赤ちゃんもトラウマが無くてよかろう、と思います。

大体、奥歯が2歳で出来るのか、

奥歯で噛まなきゃあ丸呑みですよ。

そうして乳離れが出来たらおしゃぶりも要らないでしょうね。

 

何よりも乳離れを急がないことが大事です。

早くていいことなど何にもありません。

逆に悪いことならアレルギーなど山ほどもあります、

仕事より大事なのは子育てです。