【小学生】算数(数学)の学習の流れ(横国附属・南・サイフロ・私立中・地元公立) | 学研CAIスクールLepton・AIC横浜東戸塚校・横浜戸塚校

 

算数(数学)の学習の流れ

 

当教室は個別指導の学習塾です。算数が得意な子もいれば、苦手な子もいます。目標もそれぞれです。一人ひとりに合った学習方法を一緒に見つけることが大前提としてあります。

 

ただ、可能な限り、全ての生徒が中学受験並みの力をつけて欲しいと思っています。

 

【入塾】 

テキストは学校の授業の準拠を使用します。学校の授業についていけることが初めの一歩です。

 

得意な子は、終わり次第、次の学年の学習に進みます。教室の標準は半年に1学年ほど進みます。

 

苦手な子は、「先に進んでも大丈夫」と判断できるまで何度も繰り返します。ただし、学校から遅れてしまっては苦手意識が増してしまうので、あくまで予習をベースにして、復習を手厚くしていきます。

 

 

【自習用の計算問題】

計算問題は解き方を知ってしまえば、後は「速さと正確さを鍛える訓練」です。授業では考える問題を中心に扱い、授業以外の自習時間に計算問題を解きます。中学受験でいえば、(受験校にもよりますが)一番簡単な問1の問題です。

 

 

【おまけの宿題】

計算問題ばかり解いていると、頭を使わなくなるので、変な癖がついてしまいます。「考えない子」の誕生です。後々大きな壁として立ちはだかります。楽しんで考えることができるように、クイズのような問題を出すことがあります。いわゆる脳トレです。

 

 

【算数に興味が出てきたら】

中学受験をする・しないにかかわらず、余裕がある子は中学受験用のテキストを解いていきます。最初から四谷大塚の「予習シリーズ」だと挫折するので、中学標準演習や受験新演習がお勧めです。このテキストで偏差値50くらいまでなら対応できます(中学受験の偏差値50は、高校受験では偏差値60くらいだと思います)。※SAPIXの偏差値ではもっと低くなります。

 

 

【ここから先は3つにルートが分岐します】

 

①難関中学を受験する場合

中学受験専門塾に送り出します。以前は「全国統一小学生テスト」の決勝大会に出場するレベルの子を受け持つこともありましたが、現在は人員配置の都合で対応しておりません。

 

私立の中学受験は、中学受験専門塾からは進学することが少ない「面倒見の良い学校」及び公文国際(英語・数学)のみ承っています。※公文国際の受験科目は当教室と親和性が高いため。

 

 

②横浜国立大学附属横浜中・鎌倉中、公立中高一貫校(南・サイエンスフロンティア)

 

横国附属の対策をベースに、公立中高一貫校の対策を付加した授業を進めていきます。

 

公立中高一貫校は受検者の80%以上が不合格になります(南5.38倍、サイフロ6.51倍)。

 

不合格者は受検を通して「何を得て」地元の中学に進学するのかということを真剣に考えなければなりません。もちろん答えは1つではありません。

 

当教室では、個別指導で横国対策をして、標準的な適性検査対策は映像授業で速習します。多くの塾が採用している『公立中高一貫対策問題集FST』のテキストに対応しており、集団塾が約2年かけて進める学習内容を半年程度で修了します。

 

時間をかけるべきは「国語力」。今回は算数についてなので、そちはらまた別の機会に。

 

以前は下記テキストを用いることが多かったです。今は絶版。公立中高一貫対策用のテキストで入手可能なものは(他塾のオリジナルなものも含めて)ほとんど全て手にしてみましたが、中身は大差ありませんでした。

 

 

③中学校の3年間で学習する範囲を修了

 

計算問題だけ進めていくのではなく、文章問題までしっかりと学習します。

 

「中学入学後のために」というよりは、「高校受験で早慶などの難関校を狙うため」というのが1つ。

 

もう一つは、早々に中学の範囲を修了して、高校の範囲を学習するためです。つまり、「中高一貫校に進学した子たちと同じスピードで、大学受験を見据えた学習」になります。

 

下記テキストは高校受験で上位校を受ける子が使用するものの一例です。さすがにこのレベルを小学生の間に全て終わらせることは難しいですが、そこまで到達する子はいます。

 

 

【最後に】

 

小学校中学年(3年生・4年生)に入塾した生徒は、2人に1人が高校受験で特色検査実施校(難関校)に合格しています。

 

小学生の間にやっておきたいことはたくさんありますが、「学習習慣」が身に着いたのなら合格点だと思います。